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2013年12月29日 (日)

1ペテロ1:10-12 救いの預言に関して

1:10この救については、あなたがたに対する恵みのことを預言した預言者たちも、たずね求め、かつ、つぶさに調べた。
1:11彼らは、自分たちのうちにいますキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光とを、あらかじめあかしした時、それは、いつの時、どんな場合をさしたのかを、調べたのである。
1:12そして、それらについて調べたのは、自分たちのためではなくて、あなたがたのための奉仕であることを示された。それらの事は、天からつかわされた聖霊に感じて福音をあなたがたに宣べ伝えた人々によって、今や、あなたがたに告げ知らされたのであるが、これは、御使たちも、うかがい見たいと願っている事である。
(口語訳)

 キリストの初臨とそれに伴うキリストの救いについての預言は、300以上もあるとのことです。キリストの再臨についての預言は、それよりもずっと多く記されています。

 神様は、旧約聖書にキリストの初臨とそれに関連する預言を、預言者を用いて残されました。この聖書テキストの箇所を読むと、預言者達も与えられた預言の成就がいつなのか、どのようなときなのか、誰を指しているのか等々について自分に与えられた預言を熱心に調べたとあります。ダニエル書には、預言者ダニエルはエレミヤに与えられた預言の解き明かしをも神様に求めていることが書かれていますし、神様はそれに答えておられます。他の預言者達もダニエルのように神様に尋ね、答えを頂き、与えられた預言が自分たちの為ではなく、その後の人たちの為であったと教えられたのでしょう。救いに関する預言は特にキリスト者の為の奉仕であったと書いてあります。御使いたちも救いに関する預言についてははっきり見たいと願っていたというのです。

 救いに関する預言の代表的なものをいくつか読んでみたいと思います。
イザヤ53章
“53:1 わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。
53:2 乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のように/この人〔神であるのに人となられたイエス・キリスト〕は主の前に育った。見るべき面影はなく/輝かしい風格も、好ましい容姿もない。
53:3 彼は軽蔑され、人々に見捨てられ/多くの痛みを負い、病を知っている。彼はわたしたちに顔を隠し/わたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。
53:4 彼が担ったのはわたしたちの病/彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに/わたしたちは思っていた/神の手にかかり、打たれたから/彼は苦しんでいるのだ、と。
53:5 彼が刺し貫かれたのは/わたしたちの背きのためであり/彼が打ち砕かれたのは/わたしたちの咎のためであった〔十字架につけられて死なれたキリスト〕。彼の受けた懲らしめによって/わたしたちに平和が与えられ/彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。
53:6 わたしたちは羊の群れ/道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。そのわたしたちの罪をすべて/主は彼に負わせられた。
53:7 苦役を課せられて、かがみ込み/彼は口を開かなかった。屠り場に引かれる小羊のように/毛を切る者の前に物を言わない羊のように/彼は口を開かなかった。
53:8 捕らえられ、裁きを受けて、彼は命を取られた。彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか/わたしの民の背きのゆえに、彼が神の手にかかり/命ある者の地から断たれたことを。
53:9 彼は不法を働かず/その口に偽りもなかったのに/その墓は神に逆らう者と共にされ/富める者と共に葬られた。
53:10 病に苦しむこの人を打ち砕こうと主は望まれ/彼は自らを償いの献げ物とした。彼は、子孫が末永く続くのを見る。主の望まれることは/彼の手によって成し遂げられる。
53:11 彼は自らの苦しみの実りを見/それを知って満足する。わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために/彼らの罪を自ら負った。
53:12 それゆえ、わたしは多くの人を彼の取り分とし/彼は戦利品としておびただしい人を受ける。彼が自らをなげうち、死んで/罪人のひとりに数えられたからだ。多くの人の過ちを担い/背いた者のために執り成しをしたのは/この人であった。”{(新共同訳)〔 〕内は筆者挿入}
イザヤの生存していた時代は、キリストの受難の約700年前でした。

 詩編22編
“22:1 【指揮者によって。「暁の雌鹿」に合わせて。賛歌。ダビデの詩〔ダビデはキリストより約1000年前に活躍した人です〕。】
22:2 わたしの神よ、わたしの神よ/なぜわたし〔十字架上のキリスト〕をお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず/呻きも言葉も聞いてくださらないのか。〔(マタイ27:46)参照、私たちの身代わりとなって罪を負われ裁きを受けられているときの叫び〕
22:3 わたしの神よ/昼は、呼び求めても答えてくださらない。夜も、黙ることをお許しにならない。
22:4 だがあなたは、聖所にいまし/イスラエルの賛美を受ける方。
22:5 わたしたちの先祖はあなたに依り頼み/依り頼んで、救われて来た。
22:6 助けを求めてあなたに叫び、救い出され/あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。
22:7 わたしは虫けら、とても人とはいえない。人間の屑、民の恥。
22:8 わたしを見る人は皆、わたしを嘲笑い/唇を突き出し、頭を振る。〔(マタイ27:39)参照、群衆の言動まで預言されています。〕
22:9 「主に頼んで救ってもらうがよい。主が愛しておられるなら/助けてくださるだろう。」〔(マタイ27:42.43)参照〕
22:10 わたしを母の胎から取り出し/その乳房にゆだねてくださったのはあなたです。
22:11 母がわたしをみごもったときから/わたしはあなたにすがってきました。母の胎にあるときから、あなたはわたしの神。
22:12 わたしを遠く離れないでください/苦難が近づき、助けてくれる者はいないのです。
22:13 雄牛が群がってわたしを囲み/バシャンの猛牛がわたしに迫る。
22:14 餌食を前にした獅子のようにうなり/牙をむいてわたしに襲いかかる者がいる。
22:15 わたしは水となって注ぎ出され/骨はことごとくはずれ/心は胸の中で蝋のように溶ける。
22:16 口は渇いて素焼きのかけらとなり/舌は上顎にはり付く。あなたはわたしを塵と死の中に打ち捨てられる。
22:17 犬どもがわたしを取り囲み/さいなむ者が群がってわたしを囲み/獅子のようにわたしの手足を砕く。
22:18 骨が数えられる程になったわたしのからだを/彼らはさらしものにして眺め
22:19 わたしの着物を分け/衣を取ろうとしてくじを引く。〔(マタイ27:35)参照:何とローマ兵の行動まで預言されています。〕
22:20 主よ、あなただけは/わたしを遠く離れないでください。わたしの力の神よ/今すぐにわたしを助けてください。
22:21 わたしの魂を剣から救い出し/わたしの身を犬どもから救い出してください。
22:22 獅子の口、雄牛の角からわたしを救い/わたしに答えてください。”{(新共同訳)〔 〕内は筆者挿入}

 救いの預言は、アダムが罪に落ちた後すぐに神様によって与えられているのです。
創世記3:15には「お前〔サタン〕と女、お前の子孫と女の子孫〔子孫は単数形、イエス・キリストのこと〕の間に/わたしは敵意を置く。彼〔キリスト〕はお前〔サタン〕の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」とあります。

 ルカ24章には次のようにあります。
“24:34 「ほんとうに主はよみがえって、シモンにお姿を現された」と言っていた。
24:35 彼らも、道であったいろいろなことや、パンを裂かれたときにイエスだとわかった次第を話した。
24:36 これらのことを話している間に、イエスご自身が彼らの真ん中に立たれた。
24:37 彼らは驚き恐れて、霊を見ているのだと思った。
24:38 すると、イエスは言われた。「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを起こすのですか。
24:39 わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉や骨はありません。わたしは持っています。」
24:41 それでも、彼らは、うれしさのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物がありますか」と言われた。
24:42 それで、焼いた魚を一切れ差し上げると、
24:43 イエスは、彼らの前で、それを取って召し上がった。
24:44 さて、そこでイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたといっしょにいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」
24:45 そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、

24:46 こう言われた。「次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、
24:47 その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。
24:48 あなたがたは、これらのことの証人です。”(新改訳)

 <お祈り>
天のお父様
あなたの御名を賛美し感謝します。
あなたは私の心をも開いて聖書の預言を理解することが出来るようにしてくださいましたことを感謝します。
イエス・キリストが、人となられた神、まことの救い主であることを、私にも解らせて下さいましたことを感謝します。
主イエス様の御名によって
アーメン

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