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2014年1月 9日 (木)

1ペテロ2:4-8 キリストの体である生ける教会の一部として建て上げられなさい

2:4主は、人には捨てられたが、神にとっては選ばれた尊い生ける石である。
2:5この主のみもとにきて、あなたがたも、それぞれ生ける石となって、霊の家に築き上げられ、聖なる祭司となって、イエス・キリストにより、神によろこばれる霊のいけにえを、ささげなさい。
2:6聖書にこう書いてある、
「見よ、わたしはシオンに、選ばれた尊い石、隅のかしら石を置く。それにより頼む者は、決して、失望に終ることがない」。
2:7この石は、より頼んでいるあなたがたには尊いものであるが、不信仰な人々には「家造りらの捨てた石で、隅のかしら石となったもの」、
2:8また「つまずきの石、妨げの岩」である。しかし、彼らがつまずくのは、御言に従わないからであって、彼らは、実は、そうなるように定められていたのである
。(口語訳)

 旧約の時代、神殿は石で造られていました。旧約の時代は、神様は幕屋、そして後に、神殿に住まれると言われたのです。1歴代誌28:6には、「主はわたし〔ダビデ〕に言われた。『わたし〔主〕の家とわたしの庭を築くのは、あなたの子ソロモンである。わたしは自分のために彼を選んで、わたしの子とし、わたしはその父となるからだ。」(新共同訳)とあります。神殿が造られる前は幕屋でした。とはいえ、神様を神殿や幕屋に閉じ込めておくことなどは出来ません。神さまの御住まいは天であると同時に天にも地にも満ちておられる方だからです。主なる神様ご自身が「天にも地にも私は満ちているでなないか。」(エレミヤ23:24)と言っておられます。そのことは、神殿を造ろうとして神様から止められたダビデ王や、神殿建設をしたソロモンは知っていましたから、次のように言っています。ダビデは、「私の兄弟たち、私の民よ。私の言うことを聞きなさい。私は主の契約の箱のため、私たちの神の足台のために、安息の家〔神殿〕を建てる志を持っていた。私は建築の用意をした。」(1歴28:2)と民達に語りました。ソロモンは、神殿奉献の祈りの中で、「それにしても、神ははたして人間とともに地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです。けれども、あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けてください。私の神、主よ。あなたのしもべが御前にささげる叫びと祈りを聞いてください。そして、この宮、すなわち、あなたが御名をそこに置くと仰せられたこの所に、昼も夜も御目を開いていてくださって、あなたのしもべがこの所に向かってささげる祈りを聞いてください。」(2歴6:18-20)と祈っています。

 キリストの贖いが成就して教会が誕生した後は、まことのキリスト者の集合体である生きている教会が神の住まいとなったのです。それについては、エペソ1:23に、「教会はキリストの体である」、また、エペソ2:20-22に、「あなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。このキリストにあって、建物全体が組み合わされ、主にある聖なる宮に成長し、そしてあなたがたも、主にあって共に建てられて、霊なる神のすまいとなるのである。」(口語訳)とあります。また、1コリント6:19には、「あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮である。」とあります。

 4節は、6-8節を受けています。6-8節は、イザヤ28:16の“神である主は、こう仰せられる。「見よ。わたしはシオンに一つの石を礎として据える。これは、試みを経た石、堅く据えられた礎の、尊いかしら石。これを信じる者は、あわてることがない。」”からの引用ですが、主イエス様も同じような内容のみことばを、祭司長や民の長老たちに対して「家造りらの捨てた石が隅のかしら石になった。これは主がなされたことで、わたしたちの目には不思議に見える。」(マタイ21:42)と、詩編118:22.23を引用して語っておられます。
主イエス様ご自身がご自身を隅のかしら石、と言っておられ、使徒4:11.12では、ペテロが、「『あなたがた家を建てる者たちに捨てられた石が、礎の石となった』というのはこの方〔イエス・キリスト〕のことです。この方〔イエス・キリスト〕以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。」と説教しています。
また、マタイ16:15-18には、
“16:15 イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」
16:16 シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」
16:17 するとイエスは、彼に答えて言われた。「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。
16:18 ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロ〔 Πέτρος ペトロス 石{ a(piece of) rock}〕です。わたしはこの岩〔πέτρα ペトラ { a (mass of) rock}=イエス・キリストを指して言っていると思う〕の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。”(新改訳)
1コリント3:11には、「イエス・キリストという既に据えられている土台を無視して、だれもほかの土台を据えることはできません。」(新共同訳)とあります。

 1ペテロ2:4-8を一言でいうと、キリスト・イエスを土台としてキリスト者一人一人が建て上げられなさい、ということだと思います。

 「キリスト・イエスを基として」という聖歌(201)があります。その歌詞は次のようです。
1.キリスト・イエスを基としてうち建てられし御教会は、君〔イエス・キリスト〕が血をもて買いたまいし花嫁たちの集まりなり。
2.言葉に色に違いあれど、み民の拝む主 ひとりなり 、一つに生まれ一つにのび一つに食し一つに生く。
3.主の教会は試み受け、争いに遭い、涙すとも、その幻を主はよみして、ついに勝利を与えたまわん。
4.この世と天に分かれ住めど、み民はきよき神にありて、共に交わり共に待てり、キリスト・イエスの来る日をば。                            〔 〕内は筆者挿入

 <お祈り>
天のお父様
あなたの御名を崇め感謝します。
イエス様に信頼する者は、決して失望させられることが無いのですからありがとうございます。
そのイエス様を土台として、主が組み合わされる所に感謝して組み合わされ、その分を果たしていく者であらせて下さい。
主イエス様の御名によってお祈りします。
アーメン

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