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2014年2月 3日 (月)

1ペテロ5:1-4 長老たちへの勧め

5:1そこで、あなたがたのうちの長老たちに勧める。わたしも、長老のひとりで、キリストの苦難についての証人であり、また、やがて現れようとする栄光にあずかる者である。
5:2あなたがたにゆだねられている神の羊の群れを牧しなさい。しいられてするのではなく、神に従って自ら進んでなし、恥ずべき利得のためではなく、本心から、それをしなさい。
5:3また、ゆだねられた者たちの上に権力をふるうことをしないで、むしろ、群れの模範となるべきである。
5:4そうすれば、大牧者が現れる時には、しぼむことのない栄光の冠を受けるであろう。”(口語訳)

 ペテロは、主イエス様が地上におられた時に直接任命された12使徒の内の一人でしたが、この箇所では、「私も長老の一人で」と言っています。長老=使徒ではありませんが、使徒の中には長老の働きもしていた者もいたということであろうと思います。長老は、必ずしも「キリストの苦難と復活についての証人」というわけではありませんが、使徒は原則として苦難と復活の証人の人が任命されています。使徒として、聖書に登場するのは、主イエス様が直接選出された12使徒と、イスカリオテのユダの代わりに祈ってくじによって選ばれたマッテヤ(使徒1:15-26)、及び私には理由は分かりませんがバルナバ(使徒14:14)がいます。

 長老たちに対して使徒ペテロ(1:1)がまず述べている職務は、「あなたがたにゆだねられている神の羊の群れ〔信徒達〕を牧しなさい。」ということです。動物の羊の牧者は、羊を守り、食物を与えて導き、世話をし、健康を気遣い、病気のものを介抱し、迷子になった羊を探して連れ戻すといったような働きをしていました。長老も動物の羊の牧者と同じようにしなさいとペテロは述べているようです。エゼキエル34章は預言が含まれていますが、良い牧者と悪い牧者について対比して書かれています。
 いずれにしても長老は神さまに強いられて牧者としての働きをするのではなく、また、利得の為にするのでもなく、神様に従って、自分から進んで、自分に委ねられている神の羊の群れを、権力をふるうのではなく群れの模範となって、その任を果たすように命じられています。

 長老の働きを御旨に従って行った者に対して、神様は、栄光の冠を授ける、とあります。
また、長老に限らず、与えられたご奉仕をきちんと果たした者には、「よくやったよい忠実なしもべだ。」とのお言葉を主イエス様から頂き、それなりの報酬が与えられます。(マタイ25:15-30)

 一言でいえば、主によって上に立てられた人は、自分の利得や自己満足、自己実現のためではなく、主の為に、主の御旨に従って、主に委ねられた人の為に、委ねられた人達の模範となって、委ねられた人達を牧していく、ということがここに書いてあるように思います。
 極めつけは、主イエス様の「わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊の為にいのちを捨てます。」(ヨハネ10:11)ですね。

 <お祈り>
天のお父様
あなたの御名を崇めて感謝します。
長老として立てられている人達の為に、すべての信徒がとりなしの祈りをささげていけますように。
長老として、或いは、教会の中で、何かしらの立場が与えられて労している人達が、上に立って権力を行使して支配するのではなく、群れの模範となることによって導いていくことが出来ますように。
権威を行使しなければならない時もありますが、それは常に主の御旨に従ったあり方でありますように。
主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。
アーメン

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