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2015年10月16日 (金)

マタイ12:38-45 しるしを見ても信じない人々(悪霊の教えも含む)

12:38そのとき、律法学者、パリサイ人のうちのある人々がイエスにむかって言った、「先生、わたしたちはあなたから、しるしを見せていただきとうございます」。
12:39すると、彼らに答えて言われた、「邪悪で不義な時代〔よこしまで神に背いた時代(新共同訳);悪い、姦淫の時代(新改訳)〕は、しるしを求める。しかし、預言者ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。
12:40すなわち、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、地の中にいるであろう。
12:41ニネベの人々が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、ニネベの人々はヨナの宣教によって悔い改めたからである。しかし見よ、ヨナにまさる者がここにいる。
12:42南の女王が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、彼女はソロモンの知恵を聞くために地の果から、はるばるきたからである。しかし見よ、ソロモンにまさる者がここにいる。
12:43汚れた霊が人から出ると、休み場を求めて水の無い所を歩きまわるが、見つからない。
12:44
そこで、出てきた元の家に帰ろうと言って帰って見ると、その家はあいていて、そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。
12:45そこでまた出て行って、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人ののちの状態は初めよりももっと悪くなるのである。よこしまな今の時代も、このようになるであろう」。”(口語訳)

 38節を見ると、律法学者やパリサイ人たちが、イエス様に、イエスがメシア(キリスト、即ち油注がれたもの、聖書に約束された救い主・主・王)であることのしるしを求めた、とあります。
この要求の前に、パリサイ人や律法学者たちは、言葉がしゃべれず、物を見ることもできず悪霊に憑かれていた人が、イエス様によって、悪霊が追い出され、言葉が話せるようになり、物も見ることが出来るようにしてもらった人を見ていたのです。
更に、イエス様がこの時行った御業について、イエス様は聖霊によってなされたのだと告げられたのです。しかし、パリサイ人や律法学者たちは信じなかったのです。多くのユダヤ人たちも信じませんでした。

 そこでイエス様は、この時代は「悪い、姦淫の時代」(新改訳)だ、「よこしまで神に背いた時代」(新共同訳)だ、「邪悪で不義な時代」(口語訳)だ、と言われたのです(39)。
更に続けて、「預言者ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう。すなわち、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、地の中にいるであろう。」(39.40)と語られました。
これは、イエス様が十字架の上で死んだ後埋葬され、三日後に復活するということを預言したのだと思います。ヨナの三日間はイエス様の十字架から復活までの期間の予表であったのです(ヨナ1:17)。
「三日三晩」というユダヤの表現は、日本語で言うと「三日にわたって」ということであって、「三日間を満了して」ということではありません。(参考:エステル4:16、5:1;マタイ16:21)

 41節には「ニネベの人々が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、ニネベの人々はヨナの宣教によって悔い改めたからである。しかし見よ、ヨナにまさる者〔イエス・キリスト(筆者挿入)〕がここにいる。」とイエス様が語ったことばが記されています。
この個所はヨナ書を読むとよくわかります。

 42節には「南の女王〔シェバの女王(筆者挿入)〕が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、彼女はソロモンの知恵を聞くために地の果から、はるばるきたからである。しかし見よ、ソロモンにまさる者〔イエス・キリスト(筆者挿入)〕がここにいる。」とイエス様が語ったことばが記されてます。
シェバの女王の話は、1列王記10:1-13に記されています。
「シェバの女王は主の御名によるソロモンの名声を聞き、難問をもって彼を試そうとしてやって来た」(新共同訳)人です。

 39節に、「悪い、姦淫の時代」とありますが、イエス様の時代は、神様がモーセに与えられた律法を曲げて、神様が教えなかった規則の教えを神とする霊的姦淫の時代でした。霊的姦淫があるのですからまことの神様との交わりは持てません。自分自身と神様との交わりがないので、しるしを求めたくなるのだろうと思います。

 43-45節には、「汚れた霊が人から出ると、休み場を求めて水の無い所を歩きまわるが、見つからない。そこで、出てきた元の家〔自分の家(新改訳)〕に帰ろうと言って帰って見ると、その家はあいていて、そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。そこでまた出て行って、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人ののちの状態は初めよりももっと悪くなるのである。よこしまな今の時代も、このようになるであろう。」(口語訳)とあります。 

 44節には、「それで、『出て来たわが家に戻ろう』と〔汚れた霊が(筆者挿入)〕言う。戻ってみると、空き家になっており、掃除をして、整えられていた。」(新共同訳)とイエス様が語られたことばが記されています。
人から悪霊が追い出された状態を、「空き家になっており、掃除をして、整えられていた」とイエス様は表現されました。この場所には、「聖霊」に入ってもらう必要があるのですが、せっかく悪霊を追い出してもらっても、聖霊様に占有していただかないと、「その家はあいていて、そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。そこでまた出て行って、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人ののちの状態は初めよりももっと悪くなるのである。」とイエス様が語られた非常に悪い状態へと落ち込むのです。

 <お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
いつでも聖霊様に満たされて歩めますよう、よろしくお願いします。
あなたの御名を賛美し、主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。アーメン

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