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2015年10月31日 (土)

マタイ13:31-33 からし種とパン種の譬え

13:31また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、
13:32それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。
13:33またほかの譬を彼らに語られた、「天国は、パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。”(口語訳)

 この個所は大きく二つの解釈が可能であると思います。
それをウェスレアン聖書注解より抜粋要約すると、
 “①第一の解釈は伝統的なもので、教会歴史の初期のころからのものである。
イエスはここで、教会の二重の成長を述べておられることになる。
からし種のたとえでは外面的な成長を、
パン種のたとえでは内面的な霊的成長・・・を表している。

 ②第二の解釈は近代になってからのもので、
からしの木の大きな成長は、世界を支配しようとしていた背教の教会の外面的な伸展を表している。
「空の鳥」は、教会の様々な分野において高い職権の地位についた人々である。
パン種は、教会の中に入り込んだ異端の教えを象徴しており、それによって教会は腐敗してしまう・・。”

 ②の解釈をとれば、33節の「女」は教会を背教に導く者でしょう。
まことの教会は、キリストの体であり、キリストの花嫁なのです。
しかし、背教の教えを投げ込む霊的姦淫をしている影響力のあるキリストの花嫁と称する者がいるという解釈です。
黙示録17章では、この女の究極の背教の姿を見ます。すべて偽りの霊の働きの継続の結果です。
そして、黙示録18:4では、「わが民よ。この女から離れなさい。その罪にあずからないため、また、その災害を受けないためです。」(新改訳)と語られるほどになるのを見ます。

 余計なことかもしれませんが、ここでいう「天国」は、教会のことです。
教会は、地上における、神の支配領域です。
天国とは、The kingdom of heaven(NKJV)のことです。即ち天の王国、神の王国です。「国」の原語は"βασιλεία"「バシレイア」で、王の領土、王の支配等の意です。
そのようなわけで、キリストの地上再臨前における地上の神の国、神の支配領域は教会を指します。

 <お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
イエス様は、①の意味合いで語られたのでしょうか、それとも②の意味合いで語られたのでしょうか、私にはどちらかわかりませんが、どちらの状態も現実に見ることです。
個人的には、決して背教の方に行ってしまうことがないようにと、あなたに求めます。
ヨハネ10:3には、「羊はその声を聞き分けます。彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します。」(新改訳)とありますから感謝します。
いつも主の声を聞き分けて歩む者であらせてください。
主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。アーメン

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