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2016年8月 6日 (土)

1テモテ1:1.2 挨拶

1:1わたしたちの救主なる神と、わたしたちの望みであるキリスト・イエスとの任命によるキリスト・イエスの使徒パウロから、
1:2信仰によるわたしの真実な子テモテへ。父なる神とわたしたちの主キリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安とが、あなたにあるように。”(口語訳) 

 1節に、「わたしたちの救主なる神」とあります。
私などは、「わたしたちの救主」というと、まずイエス様を思い浮かべますが、パウロは、父なる神様を指して「わたしたちの救主なる神」と表現しています。私たちの救いの計画者は父なる神様であったからだと思います。即ち、父なる神様こそ、救いにおいても、その根源者であられたのです。エペソ1:3-5には、
“1:3 私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。
1:4 すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。
1:5 神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。”(新改訳)と記されています。

 また、「わたしたちの望み〔希望(新共同訳)〕であるキリスト・イエス」とあります。
私たちは、イエス様の十字架の贖いによって、罪を赦されました。
ヨハネ19:30には、「〔罪の贖いは(筆者挿入)〕完了した。」(新改訳)と記されています。
それだけではなく3日目にイエス様は復活されました。
命の観点から言うと、神様は、私たちをキリストの内においてくださいました(1コリント1:30)。イエス様が死なれた時、私たちの生まれながらの古き人は死んだのです(ローマ6:4)。そして、イエス様の復活と共に御霊によって新しく霊の誕生をしました(ローマ6:4-8、ヨハネ3:3.6)。現在、肉体は古いままですが、イエス様が天から空中においでになった時に、私たちは永遠性を持ち栄光に輝く霊の体を与えられます(1テサロニケ4:16.17、1コリント15:52)。それ故、イエス様は栄光の望みです。ローマ8:18-25には、
“8:18 今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます。
8:19 被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現れを待ち望んでいるのです。
8:20 それは、被造物が虚無に服したのが自分の意志ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。
8:21 被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。
8:22 私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています。
8:23 そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。
8:24 私たちは、この望みによって救われているのです。目に見える望みは、望みではありません。だれでも目で見ていることを、どうしてさらに望むでしょう。
8:25 もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐をもって熱心に待ちます。”(新改訳)と記されています。

 パウロの使徒職は、ここでは「わたしたちの救主なる神と、キリスト・イエスとの任命によるもの」、と記されています。
ガラテヤ1:1には、「私が使徒となったのは、人間から出たことでなく、また人間の手を通したことでもなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神によったのです」(新改訳)と記されています。
パウロがサウロと呼ばれていた時代、サウロはキリスト者を激しく迫害していました。ダマスコの町の近くでサウロにイエス様が現れ、サウロにイエス様は、「わたしがあなたに現れたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現れて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためである。わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。」(使徒26:16-18・新改訳)と語られました。

 2節には、「信仰によるわたしの真実な子テモテへ」とあります。
テモテの肉の父はギリシャ人でした(使徒16:3)。母と祖母はユダヤ人でした。母の名前はユニケ、祖母の名前はロイスでした(2テモテ1:5)。テモテはパウロの第二回宣教旅行の時から同伴しました。使徒16:1-3には、「それからパウロはデルベに、次いでルステラに行った。そこにテモテという弟子がいた。信者であるユダヤ婦人の子で、ギリシヤ人を父としていたが、ルステラとイコニオムとの兄弟たちの間で評判の良い人であった。パウロは、このテモテを連れて行きたかったので、その地方にいるユダヤ人の手前、彼に割礼を受けさせた。彼の父がギリシヤ人であることを、みなが知っていたからである。」(新改訳)と記されています。パウロとテモテは、信仰面において父と子のような関係でした。御霊によって霊的に繋がっていたのでした。

 また2節には、「父なる神とわたしたちの主キリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安とが、あなたにあるように。」とあります。
本当の「恵みとあわれみと平安」は、父なる神とわたしたちの主キリスト・イエスから与えられるものです。

 <お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
父なる神様とわたしたちの主キリスト・イエス様こそが、まことの恵みとあわれみと平安とを与えてくださるお方ですから御名を賛美します。
感謝しつつ主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。アーメン

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