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2016年8月18日 (木)

1テモテ4:12-16 信者の模範となりなさい

4:12あなたは、年が若いために人に軽んじられてはならない。むしろ、言葉にも、行状にも、愛にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範になりなさい。
4:13わたしがそちらに行く時まで、聖書を朗読することと、勧めをすることと、教えることとに心を用いなさい。
4:14長老の按手を受けた時、預言によってあなたに与えられて内に持っている恵みの賜物を、軽視してはならない。
4:15すべての事にあなたの進歩があらわれるため、これらの事を実行し、それを励みなさい。
4:16
自分のことと教のこととに気をつけ、それらを常に努めなさい。そうすれば、あなたは、自分自身とあなたの教を聞く者たちとを、救うことになる。”(口語訳)

 12節には、「年が若いからといって、だれにも軽く見られないようにしなさい。かえって、ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にも信者の模範になりなさい。」(新改訳)とあります。
エペソの長老たちはテモテよりも年上であったのでしょう。自分よりも年上の人たちが実権を握っている教会にテモテは遣わされたのです。テモテは、ユダヤ人である母ユニケと祖母ロイスのもとで成長しました。ですから律法にも詳しかったでしょうし、律法に忠実であるべく歩んできたことと思います。その律法の中には、「あなたの父と母を敬え。」(出エジプト2:12)や「あなたは白髪の人の前では、起立しなければならない。また老人を敬い、あなたの神を恐れなければならない。わたしは主である。」(レビ19:32)といった命令もありますから、恐らく気弱であったテモテ(2テモテ2:1)には、エペソの年上の長老たち、特に偽りの教えを説く長老たちに相対する時を想定して、パウロはこの様に勧めたのだろうと思います。

 この節は、「ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にも信者の模範」であるような人は、年齢に関係なく、軽く見られることはない、と教えてくれています。
若くして、牧者として教会に遣わされた人には、特にこのおことばは大切であると思います。神の権威を笠に着るのではなく、信者の模範になることが大切であると、使徒ペテロも、1ペテロ5:3で、「・・ゆだねられた者たちの上に権力をふるうことをしないで、むしろ、群れの模範となるべきである。」(口語訳)と述べています。

 13節には、パウロがエペソに到着するまでの間、テモテが為すべきこととして、「聖書の朗読と勧めと教えとに専念」すべきであることが命じられています。まことの神様の教えは、偽りの教えを駆逐することが出来ます。しかし、サタンを父としている人には効果がない可能性があります。それはイエス様が語られた次のおことばにあります。
“8:42 イエスは言われた。「神がもしあなたがたの父であるなら、あなたがたはわたしを愛するはずです。なぜなら、わたしは神から出て来てここにいるからです。わたしは自分で来たのではなく、神がわたしを遣わしたのです。
8:43 あなたがたは、なぜわたしの話していることがわからないのでしょう。それは、あなたがたがわたしのことばに耳を傾けることができないからです。
8:44 あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。
8:45 しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたはわたしを信じません。
8:46 あなたがたのうちだれか、わたしに罪があると責める者がいますか。わたしが真理を話しているなら、なぜわたしを信じないのですか。
8:47 神から出た者は、神のことばに聞き従います。ですから、あなたがたが聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者でないからです。」”(ヨハネ・新改訳)。

 14節には、「長老の按手を受けた時、預言によってあなたに与えられて内に持っている恵みの賜物を、軽視してはならない。」とあります。
恐らく、エペソ教会において、一定の職務に就くための按手を長老から受けることを言っているのでしょう。任職の為の按手であろうと想像します。パウロは、その時に、「預言によってあなた〔テモテ(筆者挿入)〕に与えられて内に持っている恵みの賜物を、軽視してはならない。」と語っています。
それに加えて、聖き内を歩み、聖書の朗読と勧めと教えとに専念するように、心を砕きしっかりやるように、と命じました。そして、そのようにしていくとき、テモテの進歩はすべての人に明らかになるでしょう、とパウロは語りました(15)。

 更に、パウロはテモテに、念を押すように、「自分自身にも、教える事にも、よく気をつけなさい。あくまでそれを続けなさい。」(16・新改訳)と命じ、そのようにすれば、「自分自身をも、またあなたの教えを聞く人たちをも救うことになります。」(16・新改訳)と語ったのでした。パウロは、「・・御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。善を行うのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。」(ガラテヤ6:8.9・新改訳)とも述べています。

 <お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
あなたから与えられた務めを御霊によって忠実に果たしていく者であらせてください。
主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。アーメン

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