« 1テモテ5:1-1.2 勧告の仕方(勧告する人の心のあり方) | トップページ | 1テモテ5:11-16 やもめについて2 »

2016年8月20日 (土)

1テモテ5:3-10 やもめについて1

5:3やもめについては、真にたよりのないやもめたちを、よくしてあげなさい。
5:4やもめに子か孫かがある場合には、これらの者に、まず自分の家で孝養をつくし、親の恩に報いることを学ばせるべきである。それが、神のみこころにかなうことなのである。
5:5真にたよりのない、ひとり暮しのやもめは、望みを神において、日夜、たえず願いと祈とに専心するが、
5:6これに反して、みだらな生活をしているやもめは、生けるしかばねにすぎない。
5:7これらのことを命じて、彼女たちを非難のない者としなさい。
5:8
もしある人が、その親族を、ことに自分の家族をかえりみない場合には、その信仰を捨てたことになるのであって、不信者以上にわるい。
5:9やもめとして登録さるべき者は、六十歳以下のものではなくて、ひとりの夫の妻であった者、
5:10また子女をよく養育し、旅人をもてなし、聖徒の足を洗い、困っている人を助け、種々の善行に努めるなど、そのよいわざでひろく認められている者でなければならない。”(口語訳)

 現代の日本においては、年金制度や生活保護の制度などがありますが、この当時はそのようなものはありませんでした。ですから、財産を持っていないキリスト者のやもめの生活を支えるために、教会としてどのように対処したらよいのかを示す必要があったのです。
如何なるやもめを支援するのかについて、やもめのそれまでの歩み方、現在の状況、血族の存在等を基に判断を下すように勧めています。

 3節には、「やもめの中でもほんとうのやもめを敬いなさい。」(新改訳)とあります。
「ほんとうのやもめ」とありますから、やもめと言われても「ほんとうの」がつかない人もいるわけです。その中には、
①血筋の繋がりのある人がまだ地上にいる場合です。
4節には、「もし、やもめに子どもか孫かがいるなら、まずこれらの者に、自分の家の者に敬愛を示し、親の恩に報いる習慣をつけさせなさい。それが神に喜ばれることです。」(新改訳)とあり、
また、8節には、「もしも親族、ことに自分の家族を顧みない人がいるなら、その人は信仰を捨てているのであって、不信者よりも悪いのです。」(新改訳)とあり、
16節には、「もし信者である婦人の身内にやもめがいたら、その人がそのやもめを助け、教会には負担をかけないようにしなさい。」(新改訳)と記されています。
②やもめで、キリスト者であると自分では思っている人であっても(本当にキリスト者である場合もありますが)、6節にあるように、「自堕落なやもめ」(新改訳)、「みだらな生活をしているやもめ」(口語訳)、「放縦な生活をしているやもめ」(新共同訳)は援助から除外されたようです。16節には、「・・・教会はほんとうのやもめを助ける・・」(新改訳)とありますから。パウロは、「放縦な生活をしているやもめは、生きていても死んでいるのと同然です。」(7・新共同訳)と述べました。
③「ほんとうのやもめ」は、以下のⓐ~Ⓒを網羅している人、と記されています(9.10)。
 ⓐ60歳以上の人
 ⓑひとりの夫の妻であった人
 Ⓒ良い行いによって認められている人{(イ)子どもを育てた人、(ロ)旅人をもてなした人、(ハ)聖徒の足を洗った人、(ニ)困っている人を助けた人、(ホ)その他すべての良いわざに励んだ人}。
ほんとうのやもめがどのような生き方をしているかについては、5節に、「ほんとうのやもめで、身寄りのない人は、望みを神に置いて、昼も夜も絶えず神に願いと祈りをささげています」(新改訳)と記されています。

 ルカ2:36-38にアンナというやもめの話が記されています。アンナの結婚生活は7年間でした。アンナは、その後、ずーっとやもめでしたが、いつも宮にいて、昼も夜も、断食と祈りをもって神に仕えていた人でした。そして、主によって預言者として立てられた人でもありました。

 大分以前にやもめの方から聞いた話で且つ余談になりますが、自立した生活をしているある高齢の老婦人の方が、「私は、お食事のとき、イエス様のお茶碗も自分の前に並べるの、そして、お話しながら食べるの」と証してくれたことを思い出します。主との交わりを持ったことの無い人のために一言、このご婦人の精神状態、霊的状態はすこぶる良い状態でした。今は天に帰っておられるかも知れません。 

 <お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
この箇所に記されている「ほんとうのやもめ」の様に、いつでも主に信頼し、主に望みを置き、主のみ旨に叶った生活を送ることが出来ますように。
主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。アーメン   

« 1テモテ5:1-1.2 勧告の仕方(勧告する人の心のあり方) | トップページ | 1テモテ5:11-16 やもめについて2 »

テモテへの手紙Ⅰ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 1テモテ5:1-1.2 勧告の仕方(勧告する人の心のあり方) | トップページ | 1テモテ5:11-16 やもめについて2 »

カテゴリー

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ