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2016年8月14日 (日)

1テモテ3:8-13 執事について

3:8それと同様に、執事も謹厳であって、二枚舌を使わず、大酒を飲まず、利をむさぼらず、
3:9きよい良心をもって、信仰の奥義を保っていなければならない。
3:10彼らはまず調べられて、不都合なことがなかったなら、それから執事の職につかすべきである。
3:11女たちも、同様に謹厳で、他人をそしらず、自らを制し、すべてのことに忠実でなければならない。
3:12執事はひとりの妻の夫であって、子供と自分の家とをよく治める者でなければならない。
3:13
執事の職をよくつとめた者は、良い地位を得、さらにキリスト・イエスを信じる信仰による、大いなる確信を得るであろう。”(口語訳)

 私の知るところでは、「執事」の語をそのまま使っている教会もあれば、「執事」の代わりに「役員」の語を使っている教会もあります。
福音の宣教が開始され、救われる人が増え、使徒たちだけでは教会運営を円滑にしていくことが出来なくなったときに、7人の奉仕者が選ばれました。それが執事の始まりであろうと思います。7人の選出基準は、御霊と知恵にとに満ちた評判の良い人たち、という条件でした。その聖書箇所には、
“6:1 そのころ、弟子たちがふえるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情を申し立てた。彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給でなおざりにされていたからである。
6:2 そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよくありません。
6:3 そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。
6:4 そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」
6:5 この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
6:6 この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。”(使徒・新改訳)と記されています。

 使徒の働き6章3.5節の、御霊と知恵とに満ちた評判の良い人、また、信仰に満ちた人という執事選出の基準を具体的に表したものの一つの文として、1テモテ3:8-12を読むことも出来ると思います。この箇所を新改訳で記すと、
“3:8 執事もまたこういう人でなければなりません。謹厳で、二枚舌を使わず、大酒飲みでなく、不正な利をむさぼらず、
3:9 きよい良心をもって信仰の奥義を保っている人です。
3:10 まず審査を受けさせなさい。そして、非難される点がなければ、執事の職につかせなさい。
3:11 婦人執事も、威厳があり、悪口を言わず、自分を制し、すべてに忠実な人でなければなりません。
3:12 執事は、ひとりの妻の夫であって、子どもと家庭をよく治める人でなければなりません。”となります。

 11節の「婦人執事」(新改訳)のギリシャ語原語のギュネーは、wife, woman, という意であるということですから、口語訳の様に、「女」と訳すことが、或いは「妻」と訳すことが直訳的です。もし、執事の妻も、の意であったとしたら、その夫人も「威厳があり、悪口を言わず、自分を制し、すべてに忠実な人でなければなりません。」ということになるだろうと思います。

 さて、8.9.11.12節の基準で執事(役員)を選出するとなると、すべてを満たしている人もいることは確かでしょうが、役員候補に挙がった人たちの中には、自分はすべてを満たしてはいない、ということで辞退されてしまう人が出るかもしれません。現実的には、ここに記されてある徳目を備えさせて頂けるようにと祈りつつ、整えられつつ、与えられたご奉仕を全うしていくということになるのではないでしょうか。そのような人は、13節の、「奉仕者の仕事を立派に果たした人々は、良い地位を得、キリスト・イエスへの信仰によって大きな確信を得るようになるからです。」(新共同訳)と書いてあるようになるでしょうから。

 <お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
執事(役員)に選出された人が、ここに記されてあるところを目当てとし、主に在って、与えられたご奉仕を忠実に一つ一つ果たしていくことが出来ますように。
奉仕を通して、益々イエス様に信仰を働かせることが出来ますように。
忠実に奉仕を果たしていくことにより、イエス様とおことばに対するより大きな確信を得、模範的な執事(役員・奉仕者)として整えられていくことが出来ますように。
主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。アーメン

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