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2020年9月27日 (日)

1サムエル18章 ヨナタンは主に在ってダビデと親密になり、サウルはダビデを恐れた

 1‐4節には、
“1 ダビデがサウルと語り終えたとき、ヨナタンの心はダビデの心に結びついた。ヨナタンは、自分自身のようにダビデを愛した。2 サウルはその日、ダビデを召しかかえ、父の家に帰らせなかった。3 ヨナタンは、自分自身のようにダビデを愛したので、ダビデと契約を結んだ。4 ヨナタンは着ていた上着を脱いで、それをダビデに与え、自分のよろいかぶと、さらに剣、弓、帯までも彼に与えた。”(2017)とあります。

 ヨナタンは主に信頼している勇敢かつ優秀な武人でした(1サムエル14:1-15)。しかし、巨人ゴリアテの愚弄の前になすすべもなかったのです。信仰には質と量があると思います。信仰の質の点で、ヨナタンもダビデも同じであったと思います。しかしその量はダビデがヨナタンにまさっていたと思います(信仰の量については、ローマ12:3参照)。ヨナタンはダビデの信仰を見て自分の心に熱く燃えるものを感じたのだと思います。、ダビデの勇気、実力を見て、ダビデを愛したのであろうと思います。そして、ここでは内容は明らかにされていませんが、ヨナタンはダビデと契約を結びました。そしてこの当時、よろい、かぶと、剣、という大変貴重なものまでもダビデに与えたのです。更にヨナタンが来ていた上着と帯までもヨナタンはダビデに与えました。

 5‐7節には、
“5 ダビデは、サウルが遣わすところどこへでも出て行き、勝利を収めた。サウルは彼を戦士たちの長とした。このことは、すべての兵たちにも、サウルの家来たちにも喜ばれた。6 皆が戻り、ダビデがあのペリシテ人を討ち取って帰って来たとき、女たちは、イスラエルのすべての町から、タンバリンや三弦の琴をもって、喜びつつ、歌い踊りながら出て来て、サウル王を迎えた。7 女たちは、笑いながら歌い交わした。「サウルは千を討ち、ダビデは万を討った。」”(2017)とあります。

 ダビデは勝利の上に勝利を収めました。サウルはダビデを戦士たちの長にしました。サウルがダビデを戦士たちの長としたことを、サウルの家来たちも一般の兵たちも喜んだのです。そこまでは良かったのですが、大問題が発生しました。それは女たちが「サウルは千を討ち、ダビデは万を討った。」とタンバリンや三弦の琴をもって、喜びつつ、歌い踊りながらサウルをはじめ、ダビデや兵たちを迎えたことでした。
「サウルは千を討ち、ダビデは万を討った。」というようなことを言ってはダメなのです。

 8‐12節には、
“8 サウルは、このことばを聞いて激しく怒り、不機嫌になって言った。「ダビデには万と言い、私には千と言う。あれにないのは王位だけだ。」9 その日以来、サウルはダビデに目をつけるようになった。10 その翌日、わざわいをもたらす、神の霊がサウルに激しく下り、彼は家の中で狂いわめいた。ダビデはいつものように竪琴を手にして弾いたが、サウルの手には槍があった。11 サウルは槍を投げつけた。ダビデを壁に突き刺してやろうと思ったのである。ダビデはサウルの攻撃から二度も身をかわした。12 サウルはダビデを恐れた。それは、主がダビデとともにおられ、サウルを離れ去られたからである。”(2017)とあります。


 ダビデに対するサウルの妬みと恐れ、被害妄想、またそのような罪があるとそれを足掛かりに大いに活動の場を得る悪しき霊がサウルを捕らえます。サウルはダビデを殺しにかかったのです。しかしダビデはそれから逃げました。普通であれば、サウルが投げた槍をかわすと共にその槍で逆に王を殺すこともできたのです。ダビデは主が立てた王を、主のゆえに殺すことをしないという信仰の持ち主でした。ダビデはいつも主のみ前を歩んでいたのです。

 余談になりますが、
ある女性が、幾度も私のところに祈りを求めてきたことがあります。
その人は精神病を患っていました。それで精神科にかかっていたのですが、効果がないというのです。その女性が言うには、男の人の声が、「母親に包丁を投げろ」と命じるので、それに抵抗することが出来ず、包丁を投げた、というのです。またあるときには、男の声が「車の通る道路の真ん中で土下座しろ」と言うのです。このようなことが何度もあるということでした。
私は、その人に主の御力の偉大さを話し、主の御名によって悪しき霊が離れ去るように命じました。
その人は、精神科の薬よりも祈ってもらう方が効果があると言って、度々来るようになりました。
顔つきも、恐ろしい顔つきから普通の顔つきになり、にこやかに笑うようにもなったのですが、家庭の事情で引っ越しをし、その後どうなったのか分かりません。
この人に対峙した最初の頃は、この人が入って来ると私の背筋もゾーッとし、恐怖が襲ってくることを感じていましたが、それにやられることがないように主は守り続けてくださいました。

 また、ある人が悪霊につかれているのではないかと言って、ある女性を連れて来ました。その女性に、主の話をし、悪霊が出て行くように、主の御名によって悪霊に命じました。すると、その女性は「気分が楽になった。」というのです。私は、その女性にイエス様を信じるように色々と説得しましたが、その女性はイエス様を信じることを拒否するのです。するとまた、その女性は恐怖に襲われるのです。そこでまた悪霊に去るように命じました。するとまた「楽になった」というのです。そして、ここにいると体が楽だからと言って数時間もいるのです。しかし、イエス様を信じることをしませんでした。そしてやっとのことで帰ってもらいました。後日、その女性を連れてきた人から、その人が夜中に発狂し、男の人の声で町の中で叫んでいたので、警察に連れて行かれた、という話を聞きました。

 私はこの時、イエス様が語られたお話を思い起こしました。その話は、マタイ12:43-45bに次のように記されています。
“43 汚れた霊は人から出て行くと、水のない地をさまよって休み場を探します。でも見つからず、44 『出て来た自分の家に帰ろう』と言います。帰って見ると、家は空いていて、掃除されてきちんと片付いています。45 そこで出かけて行って、自分よりも悪い、七つのほかの霊を連れて来て、入り込んでそこに住みつきます。そうなると、その人の最後の状態は初めよりも悪くなるのです。”(新改訳2017)とあります。

 私のこの時の体験から、イエス様を信じようとしない人の悪霊を追い出すことを止めました。イエス様もご自分の郷里において、信仰のない人に御業を行いませんでしたから(マタイ13:54-58)。

 13.14節には、“13 サウルはダビデを自分のもとから離し、彼を千人隊の長にした。ダビデは兵の先に立って行動した。14 主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕が彼とともにおられたので、ダビデは、行くところどこででも勝利を収めた。”(2017)とあります。

 サウルはダビデの処遇を落とし、サウル軍(イスラエル軍)の長から、千人隊の長に降格しました。しかしヤハウェ(主)がダビデと共におられるので、ダビデは連戦連勝です。

 15.16節には、“15 彼が大勝利を収めるのを見て、サウルは彼を恐れた。16 イスラエルもユダも、皆がダビデを愛した。彼が彼らの先に立って行動したからである。”(2017)とあります。

 サウルは、ダビデがどこでも勝利を収めるだけではなく、イスラエルもユダも、皆がダビデを愛しているのを見て益々ダビデを恐れたのです。
サウルは以前、サムエルに「私はあなたと一緒に帰りません。あなたは主のことばを退け、主があなたをイスラエルの王位から退けられたからです。/主は、今日、あなたからイスラエル王国を引き裂いて、これをあなたよりすぐれた隣人に与えられました。」(1サムエル15:26.28・新改訳2017)と言われたことを忘れることは出来なかったでしょう。
今サウルの目の前には、サウルよりもすぐれた隣人ダビデがいるのです。

 サウルは敵の手によってダビデを殺してしまおうと作戦を練ってことを行いますが、それも失敗に終わったことが次のように記されています。
“17 サウルはダビデに言った。「これは、私の上の娘メラブだ。これをおまえの妻として与えよう。ただ、私のために勇敢にふるまい、主の戦いを戦ってくれ。」サウルは、自分の手を下さないで、ペリシテ人に手を下させよう、と思ったのである。
18 ダビデはサウルに言った。「私は何者なのでしょう。私の家族、私の父の氏族もイスラエルでは何者なのでしょう。私が王の婿になるとは。」
19 ところが、サウルの娘メラブをダビデに与えるというときになって、彼女はメホラ人のアデリエルに妻として与えられた。
20 サウルの娘ミカルはダビデを愛していた。そのことがサウルに告げられた。そのことは、サウルの目には良いことに思えた。21 サウルは、「ミカルを彼にやろう。ミカルは彼にとって罠となり、ペリシテ人の手が彼に下るだろう」と思った。そして、サウルはもう一度ダビデに言った。「今日こそ、おまえは婿になるのだ。」22 サウルは家来たちに命じた。「ダビデにひそかにこう告げなさい。『ご覧ください。王はあなたが気に入り、家来たちもみな、あなたを愛しています。今、王の婿になってください。』」23 サウルの家来たちは、このことばをダビデの耳に入れた。
ダビデは言った。「王の婿になるのがたやすいことに見えるのか。私は貧しく、身分の低い者だ。」
24 サウルの家来たちは、ダビデがこのように言っています、と言ってサウルに報告した。25 サウルは言った。「ダビデにこう言うがよい。王は花嫁料を望んではいない。ただ王の敵に復讐するため、ペリシテ人の陽の皮百だけを望んでいると。」サウルは、ダビデをペリシテ人の手で倒そうと考えていた。26 サウルの家来たちはこのことばをダビデに告げた。
王の婿になることは、ダビデの目には良いことに思えた。そこで、期限が過ぎる前に、27 ダビデは立って、部下と出て行き、ペリシテ人二百人を討って、その陽の皮を持ち帰った。こうしてダビデは、王の婿になるために、王に対して約束を果たした。サウルは娘ミカルを妻としてダビデに与えた。
28 サウルは、主がダビデとともにおられ、サウルの娘ミカルがダビデを愛していることを見、また知った。29 サウルは、ますますダビデを恐れた。サウルはずっと、ダビデの敵となった。
30 ペリシテ人の首長たちが出陣して来たが、彼らが出て来るたびに、ダビデはサウルの家来たちのすべてにまさる戦果をあげ、彼の名は大いに尊ばれた。”(2017)とあります。

 主のお言葉は実現していくのですから、サウルが何をしても失敗します。一方、人々の中には、ダビデが王になったらよいのに、という思いが醸成されていくのです。

<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
あなたの約束は、時が来れば成就していきますから御名を崇めて感謝します。
私たちの国籍は天にあり、やがて携挙の時があり、天における婚宴の儀があり、千年王国でイエス様が千年間王として治める時があり、更に主が新天新地を創造してくださり、とこしえに御父と御子である花婿と共に新エルサレムの都で暮らすことが出来ますことを感謝します。
あなたの定めのときに、一つ一つが成就しますから、あなたの御名をほめたたえ、我らの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン

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コメント

ヨナタンはダビデと契約を結んだことすら、神様の御力ですね。
ヨナタンとダビデの友情愛は、イエス様が教えてくださった兄弟愛の最大級な感じなのでしょうか?
神様が引き合わせてくださるのですね。神様の偉大さを改めて感じます。
〝王の婿になることは、ダビデの目には良いことに思えた〟このミカルとの結婚は、主の目にはどうであったのかな?と思いました。

トミーさんの体験を載せてくださり、ありがとうございます。
信仰を持つ事ができるように、導いてくださるのは御聖霊のお力だけなのでしょうか?
イエス様でさえ〝信仰のない人に御業を行わなかった〟と記されているのを知ると、〝何かをしよう〟とか考えるのではなく〝与えられた事を行う〟のみである事を改めて学びます。
良かれと思う事などは、大体が逆の働きになるでしょうから、やはり日々の祈りと学びの中で、信仰生活を継続させてゆく事がよいのだと、改めて思いました。

アーメン。

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