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2020年9月17日 (木)

1サムエル13:2-8 ペリシテ軍の前に恐れおののくイスラエル兵/キリスト者の戦いはキリスト・イエスの御名による

 2節には、“サウルは、自分のためにイスラエルから三千人を選んだ。二千人はサウルとともにミクマスとベテルの山地にいて、千人はヨナタンとともにベニヤミンのギブアにいた。残りの兵は、それぞれ自分の天幕に帰した。”(新改訳2017)とあります。

 サウルは3000人の兵を選抜しました。兵として応募したイスラエルの民は3000人よりも多かったことが分かります。
王であるサウルの下に2000人を置き、サウルの息子ヨナタンの下には1000人の兵を置きました。
ベテルはエルサレムの北約19kmのところで、ミクマスはエルサレムの北約13kmのところです。サウルは2000人の兵と共にミクマスとベテルの山地に陣を張ったのです。

 ヨナタンは1000人の兵と共にベニアミン領のギブアに陣を敷きました。
ギブアには丘の意があり、ユダのギブアというように同名他所の町があります(ヨシュア15:57)。

 3.4節には、“3 ヨナタンは、ゲバにいたペリシテ人の守備隊長を打ち殺した。サウルのほうは国中に角笛を吹き鳴らした。ペリシテ人たちは、だれかが「ヘブル人に思い知らせてやろう」と言うのを聞いた。4 全イスラエルは、「サウルがペリシテ人の守備隊長を打ち殺し、しかも、イスラエルがペリシテ人の恨みを買った」ということを聞いた。兵はギルガルでサウルのもとに呼び集められた。 ”(新改訳2017)とあります。

 ヨナタンは、ペリシテ人の守備隊長を殺しました。
この当時、ペリシテがイスラエルの一部を支配し、ペリシテはいわゆる代官をおいていたのです。守備隊長と訳された語の原語は「ネツィーブ」で、高官、長官、駐屯地、守備隊、役人、将校、・・等の意があります。

 「ヨナタンは、ゲバにいたペリシテ人の守備隊長を打ち殺した。」(新改訳2017)という箇所を、
新共同訳は「ヨナタンは、ゲバに配置されていたペリシテの守備隊を打ち破った。」と訳し、  
文語訳は「ヨナタン、ゲバにあるペリシテ人の代官をころせり」と訳し、
口語訳は「ヨナタンは、ゲバにあるペリシテびとの守備兵を敗った。」と訳しています。

 「ゲバ」はエルサレムの北9キロのところにある町です。

 ゲバにあるペリシテの守備隊を打ち破ったのはサウルの息子のヨナタンですが、4節に「サウルがペリシテ人の守備隊長を打ち殺し」とあることから、サウルがヨナタンに命じ、ヨナタンが実行したとも
考えられます。

 いずれにしてもペリシテ人は守備隊をやられたのですからイスラエルを攻撃してくるに決まっています。サウルはイスラエル全土から兵を集めました。

 3.4節をリビングバイブルは「そののちヨナタンは、ゲバに駐屯していたペリシテ人の守備隊を攻略し、そのニュースがたちまちペリシテの領土中に広がりました。サウルは全イスラエルに戦闘準備の指令を出し、ペリシテ人の守備隊を破ったことで、ペリシテ人の大きな反発を買った事情を訴えました。イスラエルの全軍が再びギルガルに召集され、」と意訳しています。

 5節には“ペリシテ人はイスラエル人と戦うために集まった。戦車三万、騎兵六千、それに海辺の砂のように数多くの兵たちであった。彼らは上って来て、ベテ・アベンの東、ミクマスに陣を敷いた。”(新改訳2017)とあります。

 当時のペリシテの軍事力はイスラエルよりも圧倒的に上でした。「戦車三万、騎兵六千、それに海辺の砂のように数多くの兵たちであった 。」と記されています。22節に「戦いの日に、サウルやヨナタンと一緒にいた兵のうちだれの手にも、剣や槍はなかった。ただサウルと息子ヨナタンだけが持っていた。」と記されていることから明らかです。
イスラエル人の武器は、恐らく「鎌や、鍬、三又の矛、斧、突き棒 」(21)などであったと思われます。 

 6-8節には、“ イスラエルの人々は、自分たちが危険なのを見てとった。兵たちがひどく追いつめられていたからである。兵たちは洞穴や、奥まったところ、岩間、地下室、水溜めの中に隠れた。7 あるヘブル人たちはヨルダン川を渡って、ガドの地、すなわちギルアデに行った。しかしサウルはなおギルガルにとどまり、兵たちはみな震えながら彼に従っていた。8 サウルは、サムエルがいることになっている例祭まで、七日間待ったが、サムエルはギルガルに来なかった。それで、兵たちはサウルから離れて散って行こうとした。”(新改訳2017)とあります。

 サウルの下に集まったイスラエルの民は、ペリシテの軍隊を見て恐怖に駆られてしまいました。サウルの下に集まったイスラエルの兵たちは「洞穴や、奥まったところ、岩間、地下室、水溜めの中に隠れた。あるヘブル人たちはヨルダン川を渡って、ガドの地、すなわちギルアデに行った。」と6.7節に記されています。逃げずにサウルに従っていた兵たちも震えていたのです。

 8節を、新共同訳は「サウルは、サムエルが命じたように、七日間待った。だが、サムエルはギルガルに来なかった。兵はサウルのもとから散り始めた。」と訳し、
 リビングバイブルは「サムエルはサウルに、自分が行くまで七日のあいだ待つようにと言い送っていました〔1サムエル10:8(筆者挿入)〕。ところが、七日たってもサムエルは現われません。サウルの軍隊は急に動揺し、統制がとれなくなりそうな形勢です。」と訳し、
 聖書協会共同訳は「サウルは、サムエルが定めた通り、七日間待った。しかし、サムエルはギルガルに来なかった。兵は彼の下から離れて行った。」と訳しています。

<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
イスラエルが主に信頼することがなければ、ペリシテに敗れ去ることは必至です。
私たちキリスト者も信仰がなければ、悪魔悪霊に敗れます。
しかし私たちは、天においても地においても一切の権威を持っておられる万物の主であられるキリスト・イエス様の御名で戦うことが出来る恵みを与えられていますから感謝します。
如何なる時にも主に信頼して歩み続ける者であらせてください。
我らの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン

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コメント

サムエルが〝7日間待たなければならない〟という命は1サム10:8の事でよかったでしょうか?
自分の、肉の思いが先行してしまう事の恐ろしさを学びます。

はい、1サムエル10:8です。

1回目に学ばせて頂いた時は、何の事を言っているのかな?と不思議な所でした。
重ねて学ぶ事と、順を追って学ぶ事の大切さを実感します。ありがとうございます。

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