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2020年10月11日 (日)

1サムエル31章 サウルの死

 1‐6節には、イスラエルはペリシテに敗北し、サウルとサウルの三人の息子も死んだことが次のように記されています。
“1 さて、ペリシテ人はイスラエルと戦った。イスラエルの人々はペリシテ人の前から逃げ、ギルボア山で刺されて倒れた。2 ペリシテ人はサウルとその息子たちに追い迫って、サウルの息子ヨナタン、アビナダブ、マルキ・シュアを打ち殺した。3 攻撃はサウルに集中し、射手たちが彼を狙い撃ちにしたので、彼は射手たちのゆえにひどい傷を負った。
4 サウルは道具持ちに言った。「おまえの剣を抜いて、私を刺し殺してくれ。さもないと、あの無割礼の者たちがやって来て、私を刺し殺し、私をなぶりものにするだろう。」
しかし、道具持ちは非常に恐れて、とうていその気になれなかった。
それでサウルは剣を取り、その上に倒れ込んだ。
5 道具持ちは、サウルが死んだのを見ると、自分も剣の上に身を伏せて、サウルとともに死んだ。
6 こうしてその日、サウルと三人の息子、道具持ち、それに彼の部下たちはみな、ともに死んだ。”(2017)とあります。

 この戦いでイスラエルが敗北し、サウルも死ぬことはサムエルに預言された事でした。
1サムエル28:15-19には、
“15 サムエルはサウルに言った。「なぜ、私を呼び出して、私を煩わすのか。」
サウルは言った。「私は困りきっています。ペリシテ人が私を攻めて来るのに、神は私から去っておられます。預言者によっても、夢によっても、もう私に答えてくださらないのです。それで、私がどうすればよいか教えていただくために、あなたをお呼びしました。」
16 サムエルは言った。「なぜ、私に尋ねるのか。主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕はあなたから去り、あなたの敵になられたのに。17 主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕は、私を通して告げられたとおりのことをなさったのだ〔1サムエル15:23.26.28(筆者挿入)〕。主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕は、あなたの手から王位をはぎ取って、あなたの友ダビデに与えられた。18 あなたが主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕の御声に聞き従わず、主の燃える御怒りをもってアマレクを罰しなかったからだ〔1サムエル15:2.3.8.9.14.15.18-21(筆者挿入)〕。それゆえ、主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕は今日、このことをあなたにされたのだ。19 主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕は、あなたと一緒にイスラエルをペリシテ人の手に渡される明日、あなたもあなたの息子たちも、私と一緒になるだろう。主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕は、イスラエルの陣営をペリシテ人の手に渡されるのだ。」”(2017)と記されていました。

 1サムエル28章のサムエルの言葉を聞いたサウルは、一瞬、気を失ったようです。気がついてからも恐怖に満たされていました。
1サムエル28:20には、“すると、サウルはただちに地面に倒れて棒のようになり、サムエルのことばにおびえた。しかも、その日一昼夜、何も食べていなかったので、力は失せていた。”(2017)と記されていますから。
この後サウルは食事をとり、この日の夜、サウルはエン・ドルの霊媒女(28:7)のところから、陣営に戻ったのです。陣営に戻って夜の間は少しは寝たことでしょう。そして、恐らく日が昇ると戦いが勃発し、イスラエルは敗北し、サウルは死に、サウルの三人の息子たちも死んだのです。

 7節には、“谷の向こう側とヨルダン川の向こう側にいたイスラエルの人々は、イスラエルの兵士たちが逃げ、サウルとその息子たちが死んだのを見て、町々を捨てて逃げた。それで、ペリシテ人がやって来て、そこに住んだ。”(2017)とあります。

 「谷の向こう側」とは、ギルボア山の谷からヨルダン川に至る地域であろうと思います。
「ヨルダン川の向こう側」とはヨルダン川の東の地域であろうと思います。

 1歴代誌10章にも1サムエル31章の出来事の記事が記されていますが、1歴代誌10:7には、“谷にいたイスラエル人はみな、兵たちが逃げ、サウルとその息子たちが死んだのを見て、自分たちの町々を捨てて逃げた。それで、ペリシテ人がやって来て、そこに住んだ。”(2017)とだけ記されています。

 8‐10節には、
“8 翌日、ペリシテ人が、刺し殺された者たちからはぎ取ろうとしてやって来たとき、サウルと三人の息子たちがギルボア山で倒れているのを見つけた。9 彼らはサウルの首を切り、彼の武具をはぎ取った。そして、ペリシテ人の地の隅々にまで人を送り、彼らの偶像の宮〔ダゴンの神殿(注解付新改訳聖書の注)〕と民とに告げ知らせた。10 彼らはサウルの武具をアシュタロテの神殿に奉納し、彼の死体はベテ・シャンの城壁にさらした。”(2017)とあります。

 ベテ・シャンは、“ヨルダン川の西5キロ、ガリラヤ湖の南25キロにある町。戦略的に重要な要害都市”(注解付新改訳聖書の注)です。

 1歴代誌10:9.10には、“9 彼らはサウルからはぎ取り、彼の首と武具を取った。そして、ペリシテ人の地の隅々にまで人を送り、彼らの偶像と民とに告げ知らせた。10 彼らはサウルの武具を彼らの神々の神殿に奉納し、彼の首はダゴンの神殿にさらした。”(2017)と記されています。

 まとめると、首はダゴンの神殿にさらし、死体はベテ・シャンの城壁につるし、サウルの武具はアシュタロテ神殿に奉納したということになります。
神殿に奉納するというのは、それらの偶像の神が、ヤハウェ(主)に勝った、ということを意味します。ヤハウェ(主)は、そのような行為を赦しません。サウルが死に、イスラエルが敗北したのは、サウルとサウルの兵たちが、かつて犯した罪の故であったのです。

 後のゼパニヤの預言には、
“4 まことに、ガザは捨てられ、アシュケロンは荒れ果てる。アシュドデは真昼に追い払われ、エクロンは根こそぎにされる。5 わざわいだ、海辺に住む者たち、クレタ人の国。主のことばはおまえたちに向けられている。「ペリシテ人の地、カナンよ。わたしはおまえを消し去って、住む者がいないようにする。”(2章・2017)と記されています。

 11‐13節には、ヤベシュ・ギルアデの人たちがサウルの死体と息子たちの死体をベテ・シャンの城壁から取り下ろし、ヤベシュにあるタマリスクの木の下に葬ったことが次のように記されています。
“11 ヤベシュ・ギルアデの住民は、ペリシテ人がサウルに行った仕打ちを聞いた。
31:12 そこで勇士たちはみな立ち上がり、夜通し歩いて行き、サウルの死体と息子たちの死体をベテ・シャンの城壁から取り下ろし、ヤベシュに帰って来て、そこでそれらを焼いた。
31:13 彼らはその骨を取って、ヤベシュにあるタマリスクの木の下に葬り、七日間、断食した。”(2017)とあります。

 ヤベシュ・ギルアデはヨルダン川の東数キロの所にあった町です。 
ヤベシュ・ギルアデの人たちは、サウルによって助けられた過去がありました。
ヤベシュ・ギルアデの人たちは、アンモン人によって、右目をえぐり取られて仕えなければならない状態に置かれたのですが、そうならないですむように、サウルが助けてくれたのです。(1サムエル11:1-11参照)

<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
あなたは、あなたが預言者サムエルを通して語られたようにサウルを裁かれました。
私たちも、もしイエス様が贖ってくだされなければ、自分の罪のために滅びた者です。
あなたは、主イエス・キリストを信じた者を救おうとなされ、私たちのすべての罪をイエス様に負わせました。
それ故、イエス様の十字架が、自分のためであったと信じた私たちは、あなたから罰を受けずにすむようにされ、滅びから救われました。
感謝します。
主の御名によって。アーメン

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コメント

イエス様の贖いがなければ、私は既に陰府に下り天には行けずにさばきにあっていたのだと思います。
最近、とても強くそう思う出来事に遭遇します。その都度、祈りや学びの中で救われます。
サタンの罠・人に惑わされる事が、無くなります様に祈り求めます。

聖書によれば、マリアさんでもイエス様の贖いがなければ地獄に行かなければならなかったのです。
その理由は、アリアさんの先祖がアダムとエバだからです。
ですから誰一人としてイエス様の贖いなしには天国に行ける人はいなかったのです。

私だけではないという事ですね。
焦ってはいけないですね。
ありがとうございます。

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