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2020年10月 3日 (土)

1サムエル22:6-23 ノブの祭司たちを殺すサウル

 6-8節には、
“6 サウルは、ダビデおよび彼とともにいる者たちが見つかったことを聞いた。サウルはギブアにある高台のタマリスクの木の下で、槍を手にして座っていた。彼の家来たちはみな、彼のそばに立っていた。
22:7 サウルは、そばに立っている家来たちに言った。「聞け、ベニヤミン人。エッサイの子が、おまえたち全員に畑やぶどう畑をくれたり、おまえたち全員を千人隊の長、百人隊の長にしたりするだろうか。
22:8 それなのに、おまえたちはみな私に謀反を企てている。息子がエッサイの子と契約を結んでも、だれも私の耳に入れない。おまえたちのだれも、私のことを思って心を痛めることをせず、今日のように、息子が私のしもべを私に逆らわせて、待ち伏せさせても、私の耳に入れない。」”(2017)とあり、ここは昨日の箇所で扱いました。

 サウル王は家来たちに、「おまえたち全員に畑やぶどう畑を与え、おまえたち全員を千人隊の長、百人隊の長にしたにもかかわらず、ヨナタンとエッサイが契約を結んことを私に知らせず、私のことを思って心を痛めることをせず、今日のように、ヨナタンが私のしもべダビデを私に逆らわせて、待ち伏せさせても、私の耳に入れないとはどういうことだ。」という内容の事柄を、手には槍を持ち、恐らく怒った顔をして語りました。

 その時、サウルの家来の一人であるエドム人のドエグが、ダビデの居場所と、ノブの地で見たこと(1サムエル21:1-9)をサウルに語りました。9.10節には次のように記されています。
“9 サウルの家来たちのそばに立っていたエドム人ドエグが答えて言った。「私は、エッサイの子が、ノブのアヒトブの子アヒメレクのところに来たのを見ました。10 アヒメレクは彼のために主に伺って、彼に食糧を与え、ペリシテ人ゴリヤテの剣も与えました。」”(2017)とあります。

 1サムエル21:1-9には、祭司アヒメレクがダビデに、祭司しか食べることを許されていない聖なるパンを与える際に、「主に伺ってから与えた」という記述がありませんが、エドム人ドエグはそのことまでサウルに伝えています。
サウルとベニヤミン人の兵士たちは、祭司アヒメレクがダビデに祭司しか食べることを許されていない聖なるパンを与えたのは、主のみ旨であることを知ったのです。それにもかかわらず、サウルは祭司アヒメレクを殺すように命じます。サウルは明確にヤハウェ(主)に敵対しているのです。

 11-16節には、サウルが、祭司アヒトブの子アヒメレクと、彼の父の家の者全員(ノブにいる祭司たち)を呼び寄せ、尋問し、死刑にするということが次のように記されています。
“11 王は人を遣わして、祭司アヒトブの子アヒメレクと、彼の父の家の者全員、すなわち、ノブにいる祭司たちを呼び寄せた。彼らはみな、王のところに来た。
12 サウルは言った。「聞け、アヒトブの子よ。」彼は答えた。「はい、王様。ここにおります。」13 サウルは彼に言った。「おまえとエッサイの子〔ダビデ(筆者挿入)〕は、なぜ私に謀反を企てるのか。おまえは彼にパンと剣を与え、彼のために神に伺い、そうして彼は今日のように私に逆らって待ち伏せしている。」
14 アヒメレクは王に答えて言った。「あなたの家来の中に、ダビデほど忠実な者が、だれかいるでしょうか。ダビデは王の婿であり、あなたの護衛兵の長であり、あなたの家で重んじられているではありませんか。15 私が彼のために神に伺うのは、今日に始まったことでしょうか。決して、そんなことはありません。王様。このしもべや、父の家の者全員に汚名を着せないでください。あなたのしもべは、この事件について、いっさい知らないのですから。」
16 王は言った。「アヒメレク、おまえは必ず死ななければならない。おまえも、おまえの父の家の者全員もだ。」”(2017)とあります

 17‐19節には、過激な死刑執行と虐殺の様子が次のように記されています。
“17 王は、そばに立っていた近衛兵たちに言った。「近寄って、主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕の祭司たちを殺せ。彼らはダビデにくみし、ダビデが逃げているのを知りながら、それを私の耳に入れなかったからだ。」
しかし王の家来たちは、主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕の祭司たちに手を下して討ちかかろうとはしなかった。
18 王はドエグに言った。「おまえが行って祭司たちに討ちかかれ。」そこでエドム人ドエグが行って、祭司たちに討ちかかった。その日彼は、亜麻布のエポデを着ていた人を八十五人殺した。19 彼は祭司の町ノブを、男も女も、幼子も乳飲み子も、剣の刃で討った。牛もろばも羊も、剣の刃で。”(2017)とあります。

 サウルは、「ヤハウェの祭司たちを殺せ」と命じたのです。
悪しき霊に取りつかれることは怖いことです。
イエス様は、主の裁きは、行動(黙示録20:12)だけではなく、発した言葉によっても裁かれる(マタイ12:37)と語られ、使徒パウロは、「その審判は測り難く 」(ローマ11:33・文語訳)と述べています。サウルやドエグに対する主の裁きは厳しいものであろうと思います。

 サウルの家来でもイスラエル人たちは、ヤハウェ(主)の祭司に手を下すことをしませんでした。サウルの家来の中でもイスラエル人はヤハウェ(主)を恐れていたのです。しかし、サウルとドエグは、まるでサタンそのものであるかのように、実際にはサタンの手足となってヤハウェ(主)の祭司一族及び所有していた牛やろばや羊までも殺したのです。

 20‐23節には、
“20 アヒトブの子アヒメレクの息子のエブヤタルという名の人が、一人逃れてダビデのところに逃げて来た。
21 エブヤタルはダビデに、サウルが主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕の祭司たちを殺したことを告げた。
22 ダビデはエブヤタルに言った。「私はあの日、エドム人ドエグがあそこにいたので、彼がきっとサウルに知らせると思っていた。私が、あなたの父の家の者全員の死を引き起こしたのだ。23 私と一緒にいなさい。恐れることはない。私のいのちを狙う者は、あなたのいのちを狙う。しかし私と一緒にいれば、あなたは安全だ。」”(2017)とあります。

 エブヤタルはダビデの時代、祭司として主に仕え、ダビデに仕えました。しかし後に、王位継承の件でアドニヤを支持したためにソロモン王によってアナトテに追放されました(1列王記2:26)。アナトテからは後に祭司にして預言者エレミヤが出てきます(エレミヤ1:1)。

<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名を崇めます。
一度は主に選ばれたサウルが、サタンの手先として働くなるようになった原因は、サムエルに罪を指摘された時に、主のみ前にへりくだって悔い改めなかったことにあると思います。
決してそのようなことをしてしまうことがありませんように。
罪を示されたら、直ちに罪を告白し、主との豊かな交わりを絶やすことがありませんように。
1ヨハネ1:9の「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。」(2017)という約束を感謝し、主イエス・キリスト様の御名でお祈りします。アーメン 

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コメント

人が人を殺す事のない様に切に願い祈ります。
22節のダビデが「・・私が、あなたの父の家の者全員の死を引き起こしたのだ・・」というくだりの様な事を、以前感じた事がありました。その考えは高慢だと何方かに指摘されましたが、何もなかった事にはできませんでした。
イエス様に救われてから、何度も祈り、聞いてもらい、今は過去の出来事として捉える事ができております。あれだけ悩み苦しみ、せめてきたものが、この様にしていただける神様の御業はすごいと思った事を思い出しました。
今、私ができる事は、自分の罪を提示されたら、直ちに素直に認めて、主に告白をして、主にゆるしていただく事ですね。

そうですね。
いつも主との関係が良いものであるようにすることが大切ですね。

私の心を主に開いていると、御聖霊が働いてくださり、主の御力によって様々な事が動いてゆく。自力では無くという方法が、少し理解できたような気がします。ありがとうございます。(また質問してしまうかもしれませんけれども)

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