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2023年2月28日 (火)

マタイ17:22.23 キリストの十字架と復活の二度目の予告及び神殿税にまつわる躓きを避ける行動/絶えず祈りなさい

 マタイ1722.23には次のように記されています。
22 一行〔「彼ら」(口語訳、新改訳)〕がガリラヤに集まっていたとき、イエスは言われた。
「人の子は人々の手に渡されようとしている。23 そして殺されるが、三日目に復活する。」
弟子たちは非常に心を痛めた。”(聖書協会共同訳)とあります。
これはキリストの十字架と復活の2回目の予告と弟子たちの反応です。

 リビングバイブルは、次のように意訳しています。
“まだガリラヤにいたある日のこと、イエスはこんなことをお話しになりました。
「わたしは裏切られ、人々の手に引き渡され、殺されますが、三日目には必ず復活します。」
これを聞いて、弟子たちの心は悲しみと恐れとで、いっぱいになりました。”とあります。

 主イエス・キリスト様から、キリストの十字架と復活の2回目の予告を聞いたときの弟子たちの反応は1回目とは異なり、“弟子たちの心は悲しみと恐れとで、いっぱいになりました。”(リビングバイブル)と記されています。

 キリストの十字架と復活の1回目の予告とペトロ(ペテロ)の反応は、マタイ1621-23に次のように記されています。
21 この時から、イエスは、ご自分が必ずエルサレムに行き、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。
22
 すると、ペトロはイエスを脇へお連れして、いさめ始めた。
「主よ、とんでもないことです。そんなことがあってはなりません。」
23
 イエスは振り向いてペトロに言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは私の邪魔をする者だ。神のことを思わず、人のことを思っている。」”(聖書協会共同訳)とあります。
キリストの十字架と復活の1回目の予告は、ピリポ・カイサリア地方において弟子たちに語られたものです(マタイ1613)。

 キリストの十字架と復活の3回目の予告は、マタイ2017-19に次のように記されています。
17 イエスはエルサレムへ上って行く途中、十二人の弟子だけを呼び寄せて言われた。
18
 「今、私たちはエルサレムへ上って行く。人の子は、祭司長たちや律法学者たちに引き渡される。彼らは死刑を宣告して、19 異邦人に引き渡す。人の子を嘲り、鞭打ち、十字架につけるためである。そして、人の子は三日目に復活する。」”(聖書協会共同訳)とあります。

 キリストの十字架と復活の3回目の予告の時の弟子たちの反応を、ルカの福音書は、“弟子たちには、これらのことが何一つ分からなかった。彼らにはこのことばが隠されていて、話されたことが理解できなかった。”(ルカ18342017)と記されています。

 聖書を理解することができるのは、つくづく主なる神様の恵みであるということを教えられます。
真理を教えてくださる御霊を来させてくださったので聖書を理解することができるのです(ヨハネ1416.171613)。
ヨハネ1613には、“真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。”(抜粋・新共同訳)と記されています。

 マタイ1724-27には、神殿税の取り立てに関し、神殿税を払うべき人と払わないで良い人、また人を躓かせないようにする必要があるということが次のように記されています。
24 一行がカファルナウムに来たとき、神殿税を集める者たちがペトロのところに来て、「あなたがたの先生は神殿税を納めないのか」と言った。
25
 ペトロは「納めます」と言った。
家に入ると、イエスのほうから言いだされた。
「シモン、あなたはどう思うか。地上の王は、税や貢ぎ物を誰から取り立てるのか。自分の子どもたちからか、それともほかの人々からか。」
26
 ペトロが「ほかの人々からです」と答えると、イエスは言われた。
「では、子どもたちは納めなくてよいわけだ。27 しかし、彼らをつまずかせないようにしよう。湖に行って釣り針を垂れなさい。そして最初に釣れた魚を取って口を開けると、銀貨が見つかる。それを取って、私とあなたの分として納めなさい。」”(聖書協会共同訳)とあります。

 この個所をリビングバイブルは次のように訳しています。
24 カペナウムに着いた時、神殿に納める税金を取り立てる役人がペテロのところへ来て、「あなたがたの先生は、税金を納めないのか」と尋ねました。
25
「もちろん、納めますとも。」こう答えると、ペテロは急いで家に入り、このことを話そうとしました。ところが、まだ話を切り出さないうちに、イエスのほうからお尋ねになりました。
「ペテロ。あなたはどう思いますか。世の王たちは、だれから税を取り立てるでしょうか。自分の子供たちからですか、それとも、ほかの人たちからですか。」
26
「ほかの人たちからです」とペテロは答えました。
「では、王の子供たちは税金を納める必要はないのです。
27
しかし、役人たちを怒らせたくはありません。今から湖へ行ってつり糸をたらしてみなさい。最初につれた魚の口から、わたしたち二人分の税金を払うだけのお金が見つかるはずです。それで払いなさい。」”と訳しています。

 27節に「彼らをつまずかせないようにしよう。」(聖書協会共同訳)、「役人たちを怒らせたくはありません。」(リビングバイブル)とあります。
「躓かせる」or「怒らせる」と訳されているギリシア語原語は「スカンダリゾー」で、どちらの意もありますが、多くの日本語訳聖書は「躓かせる」の方の意で訳しています。
本文は、「スカンダリゾー」の前に否定語の「メー」(”not“の意)があります。

 ペテロは、少し前のキリストの変容の時、父なる神様から、「イエスの言うことを聞け。」(マタイ175)と言われました。
しかし、役人から、「「あなたがたの先生は神殿税を納めないのか」と聞かれた時(マタイ724)、主イエス様に聞くこともしないで、「納めます。」(マタイ1725)と答えたのです。
 ペテロのこの対応を笑うことはできません。
自分は、様々な折々に忘れることなく主に伺ってからor祈ってから対処しているだろうか?と思わされました。

 主イエス様は、ペテロに、「何故、まず私に聞かないのか」、とお𠮟りになることはありませんでしたが、ペテロがイエス様に聞く前に、イエス様の方から、この件についての見解を話されました。その内容は、「王の子供たちは税金を納める必要はないのです。」というものでした。イエス様の見解によれば、神殿税は神の王国の民から集めるものであって、神の子どもたちから徴収するものではないというものでした。
主イエス様は、神のひとり子です。

 イエス様は、ペテロを叱らず、ペテロの必要を満たしてくださいました。
「今から湖へ行ってつり糸をたらしてみなさい。最初につれた魚の口から、わたしたち二人分の税金を払うだけのお金が見つかるはずです。それで払いなさい。」(マタイ1727・リビングバイブル)と記されています。

<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名をほめたたえます。
4
ヵ節の中に多くの学びが入っていることを覚えます。
いつも主に聞いてから言動するように整えてください。
私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。

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コメント

ルカ18:34の弟子達が理解できないという事も、神様のご計画のうちの出来事なのですよね?
私は、前もって準備しておかなくては…という発想を持ってしまいがちです。そうすると、後悔する気持ちが増えます。どちらが先の話かわかりませんが、このサイクルを行っている事が多かったです。(主に委ねるという事を意識し始めて、その発想に気づかされたのですけれども)
イエス様は地上生活を送る中で、人としての感情をお持ちになられてもいら、マタ16:23の「さがれサタン・・」の箇所、イエス様はペトロを愛しておられたのだから、引き裂かれる様な気持ちになっていたのかな?と想像しながら読みました。
前もって、イエス様の方がペトロに伝えるというところは、まだ神様から言われて間もないので、導いてくださっているという事も含まれているのかな?とも想像しながら…。

人は言葉や行いは、とても重要な部分ですよね。私は人の言葉や態度に惑わされがちですし、私が発する言葉や態度もまだまだ神様から喜ばれる様なものでもありません。
ちょっと虫の居処が悪く、大きな声を出したらスッキリするなーという様な時にも、言葉や場所を選ばなければなりませんよね。
咄嗟に自分だけのことしか考えずに思いついた言葉を発したり、目の前に置いてある言葉を発してしまえば、周りの人に不快な気持ちを与えかねませんものね。細かな事にも主に目を向けていなければならないと思いました。

〝神殿税は神の王国の民から集めるものであって、神の子どもたちから徴収するものではないというものでした。〟と書かれておりましたが、地上の王国の民の事では?と思いました。
〝「シモン、・・税や貢ぎ物を誰から 取り立てる・・〟からと取りの間が半角空いていたという細かな指摘を申し訳ございません。

訂正すべき箇所を教えてくださり感謝します。
早速直しておきました。

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