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2023年5月 7日 (日)

マタイ21:23ー27 主は真理を求めない者には答えてくださらないことがある/主は真理を求める者には答えてくださるお方

 マタイ2123-27には次のように記されています。
23 イエスが神殿の境内に入って教えておられると、祭司長たちや民の長老たちが近寄って来て言った。
「何の権威でこのようなことをするのか。誰がその権威を与えたのか。」
24
 イエスはお答えになった。
「私も一つ尋ねる。それに答えるなら、私も、何の権威でこのようなことをするのか、あなたがたに言おう。
25
 ヨハネの洗礼(バプテスマ)はどこからのものだったか。天からか、それとも、人からか。」
彼らは論じ合った。
「『天からのものだ』と言えば、 『では、なぜヨハネを信じなかったのか』と我々に言うだろう。26 『人からのものだ』と言えば、群衆が怖い。皆がヨハネを預言者と思っているから。」
27
 そこで、彼らはイエスに、「分からない」と答えた。
すると、イエスも言われた。「それなら、何の権威でこのようなことをするのか、私も言うまい。」”(聖書協会共同訳)とあります。

 境内で主イエス様が民に真理を教えておられると、祭司長たちや民の長老たちが近寄って来て、「何の権威でこのようなことをするのか。誰がその権威を与えたのか。」とイエス様を問い詰めました(23)。

 それに対して主イエス様は、「ヨハネの洗礼(バプテスマ)はどこからのものだったか。天からか、それとも、人からか。」(25)と逆に質問しました。
祭司長たちや民の長老たちは、イエス様の質問に対して、自分たちが考えていることを語ることをせず、『わからない』と答えたのです(25b-27a)。

 その答えを聞いた主イエス様は、彼らに真理を語りませんでした(27c)。

 祭司長たちや民の長老たちといえば、まさしく民の指導者です。
民の指導者でも、主イエス様を信じていたことが明白であった二人の人がいます。
一人は、ニコデモ、もう一人は、アリマタヤ出身のヨセフという人でした。

 アリマタヤのヨセフについては、
マタイ27章に次のように記されています。
57 夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフと言う人が来た。この人もイエスの弟子であった
58
 彼はピラトのところに行って、イエスの遺体の引き取りを願い出た。そこでピラトは、渡すように命じた。
59
 ヨセフは遺体を受け取ると、きれいな亜麻布に包み、60 岩に掘った自分の新しい墓に納めた。そして、墓の入り口に大きな石を転がしてから立ち去った。”(聖書協会共同訳)とあります。
 またマルコ15章には、
43 アリマタヤ出身のヨセフが、思い切ってピラトのもとへ行き、イエスの遺体の引き取りを願い出た。この人は高名な議員であり自らも神の国を待ち望んでいた人であった
44
 ピラトは、イエスがもう死んでしまったのかと不思議に思い、百人隊長を呼び寄せて、すでに死んだかどうかを尋ねた。
45
 そして、百人隊長に確かめたうえで、遺体をヨセフに下げ渡した。
46
 ヨセフは亜麻布を買い、イエスを取り降ろしてその布に包み、岩を掘って造った墓に納め、墓の入り口に石を転がしておいた。”(聖書協会共同訳)とあります。

 アリマタヤのヨセフは、高名な議員であり、自らも神の国を待ち望んでいた人であり、イエスの弟子であった人です。

 ニコデモという人も議員であり、主イエス様の御前にへりくだって、主イエス様から真理を教えていただいた人です。ヨハネ3章には次のように記されています。
1 さて、ファリサイ派の一人で、ニコデモと言う人がいた。ユダヤ人たちの指導者〔「議員」(2017、新共同訳)〕であった。
2
 この人が、夜イエスのもとに来て言った。
「先生、私どもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、誰も行うことはできないからです。」
3
 イエスは答えて言われた。
「よくよく〔この個所のギリシア語原語は「アメーン、アメーン」。ヘブライ語だと「アーメーン」、私たちは「アーメン」と言います(筆者挿入)〕言っておく人は、新たに〔原語は「アノーセン」で、上から、新たに、再び、等の意があります(筆者挿入)〕生まれなければ、神の国を見ることはできない。」
4
 ニコデモは言った。
「年を取った者が、どうして生まれることができましょう。もう一度、母の胎に入って生まれることができるでしょうか。」
5
 イエスはお答えになった。
「よくよく〔この個所のギリシア語原語は「アメーン、アメーン」(筆者挿入)〕言っておく。誰でも水と霊とから生まれなければ、神の国に入ることはできない。6 肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である〔肉体は両親から生まれました。霊は霊である神から生まれるのです(筆者挿入)〕。
7
 『あなたがたは新たに生まれなければならない』とあなたに言ったことに、驚いてはならない。
8
 風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」
9
 するとニコデモは、「どうして、そんなことがありえましょうか」と言った。
10
 イエスは答えて言われた。
「あなたはイスラエルの教師でありながら、こんなことが分からないのか。
11
 よくよく〔原語は「アメーン、アメーン」。新改訳は「まことに まことに」(筆者挿入)〕言っておく。私たちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたは私たちの証しを受け入れない。12 私が地上のことを話しても信じないとすれば、天上のことを話したところで、どうして信じるだろう。13 天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者は誰もいない。14 そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。15 それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。」”(聖書協会共同訳)とあります。
 またニコデモについて、ヨハネ19章は次のように記しています。
38 その後、イエスの弟子でありながら、ユダヤ人たちを恐れて、そのことを隠していたアリマタヤ出身のヨセフが、イエスの遺体を取り降ろしたい と、ピラトに願い出た。ピラトが許したので、ヨセフは行ってイエスの遺体を取り降ろした。
39
 前に、夜イエスのもとに来たニコデモも、没薬とアロエを混ぜた物を百リトラばかり持って来た
40
 彼らはイエスの遺体を受け取り、ユダヤ人の埋葬の習慣に従い、香料を添えて亜麻布で包んだ。
41
 イエスが十字架につけられた所には園があり、そこには、誰もまだ葬られたことのない新しい墓があった。
42
 その日はユダヤ人の準備の日であり、この墓が近かったので、そこにイエスを納めた。”(聖書協会共同訳)とあります。

 ユダヤ人の指導者でも、真理を求めたニコデモやアリマタヤのヨセフは、主イエス様から包み隠すことなく真理を教えていただいたことでしょう。

 ユダヤ人の指導者たちでも、真理を探究することなく、イエス様を罠にはめて亡き者にしようとするような人たちには、イエス様はお答えになりませんでした。

<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名をほめたたえます。
いつも主の御前に謙遜であることの大切さを覚えます。
それはまた、主が語られた御言葉に対して、へりくだって真実に信じる態度でもあると思います。
人によっては、御言葉よりも自分の権威を上にしている人がいますが、私がそのようなことにならないよう、常にお守りください。
ファンダメンタリストと言われようが、主の御言葉をしっかり信じて歩み続ける者であらせてください。
私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。

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コメント

真理を教えていただいているのにもかかわらず、中々行いが伴っていかず、歯痒さを感じながらも、常に向きを変えさせていただいております。鈍い歩みではありますが、信仰してゆける事、学べる事に感謝いたします。
〝ファンダメンタリスト〟という言葉を初めて知りました。時の流れの中で信仰者の人も増え、様々な派ができるのですね。平和を求めているのに争いが生じるのが、世の中というものなのですね。私の心が平安な心で過ごす事ができますよう祈り求めます。

平安な心でいられることは幸せなことですね。
全てのことを主にゆだねると主からの平安がもたらされます。
その時、その時の個々のことでも同じですよ。

結局は、主のところに立ち返る事ができるのですが、行ったり来たりがまだまだ多く、とても助かっております。ありがとうございます。

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