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2023年6月24日 (土)

マタイ23:29-36 「災いあれ」の8/イエス様を信じる者は救われる

 マタイ2329-36には次のように記されています。
29 律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたがた偽善者に災いあれ。あなたがたは預言者の墓を建てたり、正しい人の記念碑を飾ったりしている。
30
 そして、『もし先祖の時代に生きていたなら、預言者の血を流す側には付かなかったであろう』などと言う。
31
 こうして、自分が預言者を殺した者たちの子孫だと、自ら証明している。
32
 あなたがたも、先祖たちが犯した罪の升目を満たすがよい。
33
 蛇よ、毒蛇の子らよ、どうしてあなたがたはゲヘナの裁きを免れることができようか。
34
 だから、私は預言者、知者、学者をあなたがたに遣わすが、あなたがたはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、ある者を会堂で鞭打ち、町から町へと迫害して行くであろう。
35
 こうして、正しい人アベルの血から、あなたがたが聖所と祭壇の間で殺したバラキアの子ゼカルヤの血に至るまで、地上に流された正しい人の血がことごとく、あなたがたに降りかかってくる。
36
 よく〔原語は「アーメン」(筆者挿入)〕言っておく。これらの報いはみな、今の時代に降りかかってくる。」”(聖書協会共同訳)とあります。

 29.30節には、“29 律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたがた偽善者に災いあれ。あなたがたは預言者の墓を建てたり、正しい人の記念碑を飾ったりしている。30 そして、『もし先祖の時代に生きていたなら、預言者の血を流す側には付かなかったであろう』などと言う。”と主イエス様は語られました。

 預言者とは、神の御言葉を預かって語る者のことです。
イエス様こそ預言の集大成をしたお方です。キリストは「神のことば」(黙示録1913)と呼ばれているお方です。
 へブル111.2には次のように記されています。
1 神は昔、預言者たちによって、多くの部分に分け、多くの方法で先祖たちに語られましたが、2 この終わりの時には、御子にあって私たちに語られました。・・。”(2017)とあります。
 また黙示録には、“イエス・キリストの黙示。神はすぐに起こるべきことをしもべたちに示すため、これをキリストに与えられた。そしてキリストは、御使いを遣わして、これをしもべヨハネに告げられた。ヨハネは、神のことばとイエス・キリストの証し、すなわち、自分が見たすべてのことを証しした。/それゆえ、あなたが見たこと、今あること、この後起ころうとしていることを書き記せ。”(黙示録11.2.192017)と記され、黙示録も、主キリスト・イエス様が御父から与えられ、それを使徒ヨハネに書かせたものであることがわかります。

 主イエス様の伝道に反対し続けたのは、祭司長たちや律法学者たち、ファリサイ派の人たちでした。そして、イエス・キリストを殺そうと計画し、イエス様を殺すためにローマを用いたのは祭司長たちと民の長老たちでした。
マタイ263.4には、“そのころ、祭司長たちや民の長老たちはカヤパという大祭司の邸宅に集まり、イエスをだまして捕らえ、殺そうと相談した。”(2017)と記されています。
 長老に関して、聖書辞典は、“町の長老たちは、日常の民事上、宗教上の事件を処理した(ルツ4:2‐11,エズ10:14)。これはローマ時代まで続いた(マタ21:23,26:3,47)。”と述べ、
 律法学者について、聖書辞典は、“新約聖書の中に現れる律法学者(〈ギ〉グラムマテュース)は多くの場合、祭司長やパリサイ人と並んで記されている(マタ12:38,15:1,マコ14:53)。当時のユダヤ人社会は、祭司長の属するサドカイ人と、律法学者、パリサイ人によって指導されていた。/ギリシヤ時代に入ると、祭司は異教文化にひかれ、先祖の伝えた律法に対する関心が薄らいだ。逆に学者が台頭し始めた。彼らは祭司よりも伝承に対して熱心だったので、民衆に受け入れられて教師となった。キリストの時代には、これら2つの階級の区別が明確になっていた。律法の量はしだいに膨大なものとなり、その研究と解釈は重要な仕事と見なされるようになった。また、サドカイ派とパリサイ派の分立により、律法学者はパリサイ派に属するようになった。こうして律法学者は律法を解釈し、教え、民衆に生活の規範を与えたが、イエスは律法学者やパリサイ人をきびしく告発し、彼らを公然と非難した。彼らが律法の真意を見失っていたからである(ルカ6:6‐11等)。”と述べています。

 ここで脱線しますが、大切なことを記しておきます。
イエス様は、祭司長たちや長老たちが、ご自分を十字架につけて殺そうと謀(はか)っても、十字架にかからないようにすることも出来ました。
しかし、イエス様は、ご自分から十字架にかかられたのです。
ヨハネ1018には、「だれも、わたしからいのちを取りません。わたしが自分からいのちを捨てるのです。わたしには、それを捨てる権威があり、再び得る権威があります。わたしはこの命令を、わたしの父から受けたのです。」(2017)という主イエス様の御言葉が記されています。

 主イエス様は、私たちの罪の負い目を完済するために(贖うために)十字架にかかられたのですが、祭司長や民の長老たちは、それとは関係なく、自分たちの利益を守るために主イエス様を殺したのでした。

 主イエス様は、律法学者たちやファリサイ派の人々に、「あなたがたも、先祖たちが犯した罪の升目を満たすがよい。蛇よ、毒蛇の子らよ、どうしてあなたがたはゲヘナの裁きを免れることができようか。」(マタイ2332.33)と語られました。
「蛇よ、毒蛇の子らよ」というのは、悪魔(サタン)の子らよ、の意です(ヨハネ812-47参照)。

 34節には、“だから、私〔キリスト・イエス(筆者挿入)〕は預言者、知者、学者をあなたがたに遣わすが、あなたがたはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、ある者を会堂で鞭打ち、町から町へと迫害して行くであろう。”と記されています。

 パウロも主の救いにあずかる前は、主イエス様を信じる者たちを迫害していく人でした。
パウロ自身が、「実は私自身も、あのナザレの人イエスの名に大いに反対すべきだと考えていました。そして、それをエルサレムで実行に移し、祭司長たちから権限を受けて、多くの聖なる者たちを牢に入れ、彼らが死刑になるときは、それに賛成の票を投じました。11 また、至るところの会堂で、しばしば彼らを罰してイエスを冒涜するように強制し、彼らに対して激しく怒り狂い、外国の町にまでも迫害の手を伸ばしたのです。」(使徒269-11・聖書協会共同訳)と証言しています。

 また、使徒68-81にはステパノ(ステファノ)の殉教のいきさつ、使徒12章には使徒ヤコブの死、ペトロ(ペテロ)への迫害等の記事が記されています。

 35.36節には、「こうして、正しい人アベルの血から、あなたがたが聖所と祭壇の間で殺したバラキアの子ゼカルヤの血に至るまで、地上に流された正しい人の血がことごとく、あなたがたに降りかかってくる。よく〔原語は「アーメン」(筆者挿入)〕言っておく。これらの報いはみな、今の時代に降りかかってくる。」というイエス様の預言が記されています。

 A.D.70年には、ローマ軍によって攻められ、エルサレムは崩壊し神殿は見る影もなく無残にされたのです。
そのことは、マタイ242のイエス様の預言でも語られています。

<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名をほめたたえます。
イエス様が私を贖ってくださったことを信じることが出来る祝福を与えてくださいましたことを感謝し、私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「われ贖われて」(聖歌463 聖歌総合版476 新聖歌264)の3
“負い目は払われ 重荷はなし きよめの血潮に 日々洗(あら)わる 贖い 贖い 我は歌わん ハレルヤ! ときわに 我は歌わん”

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コメント

主であるイエス様がご自分から十字架にかかってくださったからこそ、今、私は救われている事に感謝します。「信じる者は救われる」という御言葉にもどれほど救われた事か、と振り返ってみても沢山ありすぎ、信じ始めたその時から救いが始まっている事を思いました。
そしてイエス様に出会う為に様々な事が起き、様々なものを与えてくださっていた事を思います。やはり私は人なので、逆を辿らなければわかりませんし、この先の未来に何が起きるという事も分かりません。唯々イエス様に感謝し、この先もイエス様を信じて歩んでゆく事で私は救われ続けてゆける事を確信します。
〝また、使徒・・ペトロ(ペテロ)のへの迫害等の記事が記されています。〟と書いてくださっている箇所ののが多かったです。
様々な事を学ばせてくださり、ありがとうございます。

見つけてくれてありがとうございます。
感謝です。

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