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2023年9月12日 (火)

マタイ26:6-13 マリアの香油注ぎ/主に愛され、主を愛して

 マタイ266-13には次のように記されています。
6 さて、イエスがベタニアで、規定の病を患っている〔ツァラアトに冒された(2017)〕シモンの家におられたとき、
7
 一人の女が、極めて高価な香油の入った石膏の壺を持って近寄り、食事の席に着いておられるイエスの頭に香油を注ぎかけた。
8
 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。「何のためにこんな無駄遣いをするのか。
9
 高く売って、貧しい人々に施すことができたのに。」
10
 イエスはこれに気付いて言われた。「なぜ、この人を困らせるのか。私に良いことをしてくれたのだ。
11
 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、私はいつも一緒にいるわけではない。
12
 この人は私の体に香油を注いで、私を葬る準備をしてくれた。
13
 よく言っておく。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」”(聖書協会共同訳)とあります。

 並行記事の個所と思われるヨハネ121-8には次のように記されています。
1 過越祭の六日前に、イエスはベタニアに行かれた。そこには、イエスが死者の中からよみがえらせたラザロがいた。
2
 イエスのためにそこで夕食が用意され、マルタは給仕をしていた。ラザロは、イエスと共に席に着いた人々の中にいた。
3
 その時、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足を拭った。家は香油の香りでいっぱいになった。
4
 弟子の一人で、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った。
5
 「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」
6
 彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではない。自分が盗人であり、金入れを預かっていて、その中身をごまかしていたからである。
7
 イエスは言われた。「この人のするままにさせておきなさい。私の埋葬の日のために、それを取っておいたのだ。
8
 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、私はいつも一緒にいるわけではない。」”(聖書協会共同訳)とあります。

 いよいよイエス様の十字架が近づいてきた頃の出来事です。それはヨハネ121の「過越祭の六日前」と記されている言葉や、ヨハネ127の、イエス様が「わたしの埋葬の日のために」と語っていることからわかります。
ここに記されていることは、エルサレムから約3kmしか離れていないベタニアで起こったことでした。
このべタニアに、マルタとマリアとラザロが住んでいました。
ラザロはこの少し前に、一度死にましたが、死んで4日目に、イエス様によって生き返らせてもらった人です(ヨハネ111-44)。

 イエス様は、ラザロのよみがえりの奇跡をおこなわれる前に、
「わたし〔イエス(筆者挿入)〕は、よみがえりです〔近未来に起こるイエス様の十字架での死の後の復活を先取りして語っています(筆者挿入)〕。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。」(ヨハネ1125.26・新改訳)という大切なおことばを語られました。
イエス様を信じた者は、たとえ肉の体が死んだとしても、主が定められた時、すなわち主の空中再臨を合図する神のラッパが吹かれた瞬間に、神が霊の体によみがえらせてくださるのです(1テサロニケ416.17、1コリント1552、ローマ811)。
また、イエス様を信じた者は、イエス様を信じた時に、神の霊によって新たに霊の誕生を得させていただいています(ヨハネ33.6)。そして、その霊の内に永遠の命そのものであられる主が住まわれ、主と一つ霊とされています(ヨハネ14201コリント617)から、主イエス様を信じた人の本体である霊は永遠に死ぬことがないのです(1ヨハネ513、ヨハネ336)。
また歴史上1度だけ起こることですが、キリストの空中再臨の時に肉体をもって地上で生活している新生しているキリスト者は、死んで葬られる経験をすることがありません。キリストの空中再臨時に、一瞬の内に霊の体に変えられ天に携え挙げられるのです(携挙)。それに要する時間はあまりにも短い時間ですから天にあげられない人たちは見ることが出来ないだろうと思います(1テサロニケ416.171コリント1552、2テサロニケ210.11)。神様の能力はそれほどにすごいのです。その能力の凄さは、天地万物の創造について記されている創世記1章を信じることのできる人にとっては当たり前のことでしょう。
ラザロの復活の時にも、ラザロの細胞が壊れている状態、即ち、構成原子の配列が取り返しがつかないように崩れてしまっているような状態であったにもかかわらず、ラザロは、イエス様の一声で、生き返り、歩いて出てきたという事実(ヨハネ1139-44)からも神の力が分かるでしょう。
(少し前の引照個所で2テサロニケ210.11をあげた理由について:携挙されない地上の人々は、キリストの空中再臨やキリスト者の体が栄光の体すなわち霊の体に変えられて天に昇っていくのを見ることが出来ないので、キリスト者が突然消えた理由について、神の許可のもと、反キリストによる偽りの物語が残された人々に語られると、人々はその偽りを受け入れるということです。)

 さて、マリアは、マリアが大切にしていた300デナリもする高価な香油をイエス様に注ぎました(マタイ267)。
これはイエス様を心から愛していた証拠でしょう。
マリアは、イエス様がお話をなさる時にいつもイエス様のお話に聞き入っていた人でした。
マリアはイエス様の今までのお話から、イエス様が間もなく十字架におかかりになるのだと理解していたのだろうと思います。それは、イエス様が、「この人は私の体に香油を注いで、私を葬る準備をしてくれた。」(マタイ2612)と語られたことからも分かります。
このおことばは、マリアを弁護する為に語られただけではなく、事実であったからだろうと思うのです。「ハイはハイ、イイエはイイエ」とおっしゃるイエス様ですから。イエス様には偽りがないのですから。
マリアは、イエス様に愛された者が、心の底からイエス様の愛を知り、イエス様を愛してイエス様に大切なものをささげたという模範でしょう。マリアは、必要ならば自分の命であってもささげたのではないでしょうか。イエス様を愛する故の殉教は愛の極致です。

 自分の為にイエス様に従って来ていたイスカリオテのユダについて、ヨハネの福音書124-6には次のように記されています。
“4 弟子の一人で、イエスを裏切ろうとしていたイスカリオテのユダが言った。
5
 「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」
6
 彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではない。自分が盗人であり、金入れを預かっていて、その中身をごまかしていたからである。”とあります。
イエス様に従って来ているといっても、イスカリオテのユダは、マリアとは真逆の人でした。

<お祈り>
天のお父様。
あなたをほめたたえます。
主に愛されるだけではなく、主を愛して歩む生涯を送る者であらせてください。
私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。

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コメント

主はイエス様です。やはり、御子であるイエス様、御父なる神様は愛あるお方である事を改めて感じます。そして、人知を超えていますので、人の業ではない事を改めて学びます。
私は騙されやすく、言葉に惑わされ易いので、2テサロニケ2:10.11を記載してくださっている所を読み、携挙の時に生きていたら偽りを受け入れてしまうのだろうとつくづく思いました。
ものではなく、心や私自身を主にささげる事はしてゆきたいと改めて思います。
先日、日本の殉教者の映画を見て、真実を語ることだけが正しい訳でもない様な…お話で、地上生活を送る中、どの様な姿がイエス様に従った生き方なのだろうと考えさせられるお話しであった事を思い出しました。
マリアは、ラザロが生き返ったから、より信じたのでしょうね。イエス様が語られるお話を信じていたからこそでしょうけれども。私も聖書の御言葉を信じて従い続ける姿勢を保ちたいと思います。それには、罪を認める事でもあると思いました。
貪って学ぶ事等もしない様に心がけたいと思います。

〝“6 さて、イエスがベタニアで、規定の病を患っている〔ツァラアトに冒された(2017)シモンの家に・・〟閉じ〕が抜けていました。

〝そして、その霊の内に永遠の命そのものであられる主が住まわれ、主と一つ霊とされています。(ヨハネ14:.20、1コリント6:17)〟20の前に点がありました。
又々、細かな所をすみません。

訂正すべき箇所を教えてくださり感謝します。
自分で読み返したときにも気づかなかったところです。

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