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2023年11月19日 (日)

マタイ27:62-66、28:2-4、11-15 イエス・キリストを埋葬した墓と墓を見張ることに関係した人々

 マタイ2762-66には次のように記されています。
2762 明くる日、すなわち、準備の日の翌日、祭司長たちとファリサイ派の人々は、ピラトのところに集まって、63 こう言った。
「閣下、人を惑わすあの者がまだ生きていたとき、『自分は三日後に復活する』と言っていたのを思い出しました。64 ですから、三日目まで墓を見張るように命令してください。そうでないと、弟子たちが来て死体を盗み出し、『イエスは死者の中から復活した』と 民衆に言い触らすかもしれません。そうなると、人々は前よりも、もっとひどくだまされることになります。」
65
 ピラトは言った。
「番兵を出してやるから、行って、思うとおりに見張らせるがよい。」
66
 そこで、彼らは行って石に封印をし、番兵と共に墓を見張った。”(聖書協会共同訳)とあります。
この箇所の記事内容はマタイだけが記しています。

62節に、“明くる日、すなわち、準備の日の翌日”とあります。
その日は安息日でした。即ち、安息日に、“祭司長たちとファリサイ派の人々は、ピラトのところに集まって”とあるように、祭司長たちとファリサイ派の人々の自己矛盾は甚だしいものがあります。
イエス様が、安息日に病人を癒したときには猛烈に非難したにもかかわらず、祭司長やパリサイ人たちは、安息日に行動しているのです(そのように行動しても良い内容であったということなのかもしれませんが)。

 主イエス様が安息日に病人をいやしたことについてユダヤの指導者たちは批判していたのです。一例としてヨハネ51-16には次のように記されています。
1 その後、ユダヤ人の祭りがあったので、イエスはエルサレムに上られた。
2
 エルサレムには羊の門のそばに、ヘブライ語で「ベトザタ」と呼ばれる池があり、そこには五つの回廊があった。
3
 その回廊には、病気の人、目の見えない人、足の不自由な人、体の麻痺した人などが、大勢横たわっていた。〔新共同訳は異本訳として53b-4として「彼らは、水が動くのを待っていた。それは、主の使いがときどき池に降りて来て、水が動くことがあり、水が動いたとき、真っ先に水に入る者は、どんな病気にかかっていても、いやされたからである。」と記しています(筆者挿入)〕
5
 さて、そこに三十八年も病気で苦しんでいる人がいた。
6
 イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。
7
 病人は答えた。「主よ、水が動くとき、私を池の中に入れてくれる人がいません。私が行く間に、ほかの人が先に降りてしまうのです。」
8
 イエスは言われた。「起きて、床を担(かつ)いで歩きなさい。」
9
すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。その日は安息日であった。
10
 そこで、ユダヤ人たちは病気を癒やしていただいた人に言った。
今日は安息日だ。床を担ぐことは許されていない。」
11
 しかし、その人は、「私を治してくださった方が、『床を担いで歩きなさい』と言われたのです」と答えた。
12
 彼らは、「お前に『床を担いで歩きなさい』と言ったのは誰だ」と尋ねた。
13
 しかし、病気を治していただいた人は、それが誰であるか知らなかった。群衆がその場にいたので、イエスはそっと立ち去られたからである。
14
 その後、イエスは、神殿の境内でこの人に出会って言われた。「あなたは良くなったのだ。もう罪を犯してはいけない。さもないと、もっと悪いことが起こるかもしれない。」
15
 この人は立ち去って、自分を治したのはイエスだと、ユダヤ人たちに知らせた。
16
 そのため、ユダヤ人たちはイエスを迫害し始めた。イエスが安息日にこのようなことをしておられたからである。”(聖書協会共同訳)とあります。

祭司長やファリサイ派の人たちは、ピラトに、「閣下、人を惑わすあの者がまだ生きていたとき、『自分は三日後に復活する』と言っていたのを思い出しました。ですから、三日目まで墓を見張るように命令してください。そうでないと、弟子たちが来て死体を盗み出し、『イエスは死者の中から復活した』と 民衆に言い触らすかもしれません。そうなると、人々は前よりも、もっとひどくだまされることになります。」(63.64)。と語ったのです。

 はたして弟子たちに主イエス様を墓から盗み出すというような勇気はあったのでしょうか。
その頃、弟子たちは、恐れに満たされていました。安息日の翌日(日曜日)に、イエス様が復活されたということを、マグダラのマリアや他の女性から、恐らく朝の内に(ヨハネ2011-18、マタイ288)聞いた弟子たちでしたが、それでもユダヤ人たちを恐れていたのです。それは次の聖句によって分かります。

ヨハネ2018.19には、マグダラのマリアは弟子たちのところに行って、「私は主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちは、ユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸にはみな鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。(聖書協会共同訳)とあります。

弟子たちは恐れていましたから、イエス様の死体を盗み出すどころではなかったのです。
しかし、祭司長やパリサイ人たちがとった行動は、イエス様の復活を信じることが難しい者にとって役に立ちました。

何故なら、墓石はしっかりと閉められ、石には封印が張られ、かつローマ兵に墓の番をさせたのですから。

 しかし主イエス様は復活されました。ローマ兵たちは、地震が起こったこと。天使が現れ墓の入り口を閉じている大きな石を天使が転がしたこと。天使の姿が光り輝き、その衣が雪のように白かったこと等を見て体が固まってしまったのです。
 マタイ282-4には次のように記されています。
2 すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石を転がして、その上に座ったからである。3 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。4 見張りの者たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。”(聖書協会共同訳)とあります。

 ローマ兵たちは職務を遂行できなかったので罰を恐れて恐怖を覚えていました。ローマ兵たちはピラトのもとに帰ることもできず、祭司長たちの所へ行ったのです。祭司長たちは何と言ったのでしょうか?

マタイ2811-15aには次のように記されています。
11 女たちが弟子たちのところに向かっている間に、数人の番兵は都に帰り、この出来事をすべて祭司長たちに報告した。
12
 そこで、祭司長たちは長老たちと集まって相談し、兵士たちに多額の金を与えて、13 言った。
「『弟子たちが夜中にやって来て、我々の寝ている間に死体を盗んで行った』と言いなさい。14 もしこのことが総督の耳に入ったとしても、うまく総督を説得して、あなたがたには心配をかけないようにしよう。」
15
 兵士たちは金を受け取って、教えられたとおりにした。”(聖書協会共同訳)とあります。

 主イエス様を信じる前の私は、イエス・キリストの復活は本当か嘘か、ということについて状況証拠を分析したものです。
しかし、主イエス様を信じさせていただいて、日々主イエス様と交わりを持てるようになると、論理的なことはどうでもよく、復活された主イエス様がおられることは至極当然のようになっています。

<お祈り>
天のお父様。
あなたをほめたたえます。
日々、主イエス様との交わりの内に歩ませていただけますことを感謝します。
恵み深き主に感謝しつつ私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。

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コメント

聖書の中に出てくる〝祭司長たちとファリサイ派〟に当たる人々的な存在?感覚?の方々は、いらっしゃるのだと思いました。聖書は、人間のパターン的なものを登場人物の物語のように記されているのかな?と、思うのです。
私は弟子たちのように恐れを抱きやすい事を思いました。
勇気を持って、自信を持って、日々導いてくださっているイエス様の御教えにそった行いをしてゆく事ができますよう祈り求めます。
隣人を愛するという行いは、どの様に?と思う日々ですが、少し糸口みたいなものが見えてきたように思います。後悔するよりも行ってゆく事の大切さを学びます。

成長していますね。
ハレルヤ
成長させるのは神ですからね(1コリント3章)。

そうですよね。
糸口が見えたなんて、なんと自力なことでしょう!
常に主がしてくださるのです。それを信じていれば、人から何かされたとしても気にならないのです。ふらふらしてますね。教えてくださり、ありがとうございます。

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