« 黙示録1:12.16.20、2:1-7 主イエス様はまことの光、イエス様を宿す者は世の光、イエス様はイエス様との愛の関係を持っている者の中におられる  | トップページ | 詩篇105:16-23 主がヨセフをエジプトに遣わす4/すべてに時あり。主に信頼して歩む »

2023年12月30日 (土)

エゼキエル38章 イスラエルが危機に瀕する戦争/神ヤハウェ(主)は御自身が聖(被造物とはかけ離れた偉大な存在)であることを証明する

 エゼキエル381-9には次のように記されています。
1 主〔ヤハウェ(筆者挿入)〕の言葉が私〔エゼキエル(筆者挿入)〕に臨んだ。
2
 「人の子よ、メシェクとトバルの頭である指導者、マゴグの地のゴグにあなたの顔を向け、彼に向かって預言して、3 言いなさい。
主なる神〔アドナイ・ヤハウェ(筆者挿入)〕はこう言われる。メシェクとトバルの頭である指導者ゴグよ、私はあなたに立ち向かう。
4
 私はあなたの向きを変え、顎に鉤を掛け、あなたとその全軍、馬と騎兵を連れ出す。彼らは皆、完全に武装し、大盾と小盾を持ち、剣を取る大部隊である。
5
 ペルシア、クシュ、プトが彼らと共におり、皆、盾と兜を身に着けている。
6
 ゴメルとその全軍、北の果てのベト・トガルマとその全軍、それに多くの民があなたと共にいる。
7
 備えをせよ。あなたも、あなたのもとに集められる全部隊も備えをせよ。あなたは彼らの見張りとなれ。
8
 多くの日々を経た後、あなたは呼び出され、終わりの年〔「年」と訳されている原語は複数形(筆者挿入)〕に、剣による荒廃から立ち直った地に侵入する。長らく廃虚であったイスラエルの山々に、多くの民の中から集められた者がいる。彼らはもろもろの民の中から連れ出され、皆安らかに住んでいる。
9
 あなたは嵐のように上って来て、地を覆う雲のようになる。あなたとあなたの全軍、それにあなたと共にいる多くの民も。”(聖書協会共同訳)とあります。

 イスラエルは、1948514日に再建されましたが、イスラエルが国として存在するようになったのは、AD70年にローマに滅ぼされて以来のことです。イスラエルは約1900年弱、国として存在しなかったのです。

 少し古い外務省の記述ですが、
“世界における一人当たりのGDP2018年)について記すと、イスラエルは23位(アメリカの一人当たりのGDP 2/3)。ちなみに日本は26位で、中国は70位です(2018年)。
現代のイスラエルは、高度な技術力を背景としたハイテク・情報通信分野及びダイヤモンド産業を中心に経済成長を続けており,基本的には輸出を志向する産業構造となっている。これまでは,死海周辺で産出される臭素等を除きエネルギー・鉱物資源には恵まれていなかったが,近年,排他的経済水域内において,大規模な天然ガス田の開発が進められ,2013年には一部で生産が開始されている。と記されています。

 さて、このイスラエルに敵が攻め込む本当の理由は何なのでしょうか?
それは、イスラエルの財産を略奪するためなのです。
 エゼキエル3810-13には次のように記されています。
10 主なる神はこう言われる。その日になると、あなたの心に思いが浮かぶ。あなたは悪い計画を企て、11 そして言う。
『私は無防備な集落の地に攻め上り、人々が安心して住んでいる平和な国に侵入しよう。彼らは皆、城壁もなく、かんぬきも門も設けずに住んでいる』と。
12
 あなたは、略奪し、強奪するため、今は人の住むようになった廃虚に、そして諸国民の中から集められて今は家畜と財産を得て地の中心〔神様がいう地の中心とはイスラエルです(筆者挿入)〕に住むようになった民に、手を上げようとしている。
13
 シェバとデダン、タルシシュの商人たち、およびそのすべての村はあなたに言う。『あなたは略奪するために来たのか。あなたが部隊を集めたのは強奪するためか、銀と金を運び去るためか、家畜と財産を奪うためか、大いに略奪するためか』と。(聖書協会共同訳)とあります。

 イスラエルの財産を武力によって略奪しようとする国々はどこなのでしょうか?
それは、エゼキエル382-6に、メシェク、トバル、マゴグ、ペルシア、クシュ、プテ、ゴメル、ベト(ベテ)・トガルマ等の軍隊+多くの国々の民と述べられています。

 これらの軍隊を統率する人は一体だれでしょうか?
それは北の果ての国のトップで、その人を主(ヤハウェ)は、「大首長」&「ゴグ」と呼んでいます(2)。

 2-6節に記されている国々は古代名で記されていますが、現代名に置き換えると、ロシア、トルコ、イラン、スーダン、リビア、+多くの民(おそらくフーシー派、ヒズボラ、その他イランやロシアの配下にある民兵組織等)などであろうと思います。

 エゼキエル3815.16には次のように記されています。
“15
 あなた〔ゴグ(筆者挿入)〕と、共にいる多くの民が北の果ての自分の地からやって来る。彼らはすべて馬〔恐らく戦車や軍用車両及び軍馬(筆者挿入)〕に乗る者たちであり、大部隊で、大軍である。
16
 あなたはわが民イスラエルに向かって、地を覆う雲のように上って来る。それは終わりの日〔「日」と訳されている語のヘブライ語原語「ヨーム」は複数形。日の他、年、期間等の意もあります。(筆者挿入)〕に起こる。私はあなたをわが地に連れて来る。ゴグよ、それは、私が諸国民の目の前で、あなたを通して自らが聖なる者であることを示すとき、彼らが私を知るようになるためである。

イスラエルに対してこの戦争を起こすのは、ヤハウェ(主)であると4節、16節に記されています。
この書き方は、主がこの戦争を許可するということであろうと思います。
それはイスラエルを攻撃する国々が、イスラエルを攻撃したがっているからです。

 主は何故この戦争を許可なさるのでしょうか?
それは、イスラエルが主(ヤハウェ)を知るためであり、
また、主及び地上の主の民であるイスラエルに敵対する国々に裁きを下し、主がおられることを示すためです。

 終末の時代、イスラエルは、二段階{イスラエルの神を知ること、メシア(キリスト)を知ること}で救いに至るようです。
第一段階が、エゼキエル38.39章の預言に記されている出来事(特にエゼキエル38233922.28.29)。
第二段階は、キリストの地上再臨です(ゼカリヤ12章)。
そのようにしてまことのイスラエル{イェシュア(イエス)をハマシアハ(メシア=キリスト)と信じるイスラエル人}は皆救われるのです(ローマ1126)。

 一方、新生したキリスト者は既に救われています。その人は神の子どもであり(1ヨハネ31.2)、永遠のいのちを持っているのです(ヨハネ33611261ヨハネ12513参照)。

 現代が終末であると仮定します。
ロシアは、イスラエルが天然ガスをヨーロッパに輸出することを快く思わないでしょう。イランとトルコはイスラエルと大いに敵対しています。イランはしばしばイスラエルを地図から消すと豪語しています。リビアはロシア及びトルコと軍事的関係があります。スーダンはロシアと関係を持っています。
ロシア、トルコ、イランは既にイスラエルのすぐ北のシリアにそれぞれの軍事基地を用意しています。
ヒズボラやフシー派、ハマスなどの武器はイランが、イスラエルを攻めさせる為に供与しているものです。
これが現状です。

 イスラエルとハマスは現在戦争状態です。
引き続きエゼキエル38章の預言が成就するのか、イスラエルとハマスの戦争が落ち着いてからしばらくしてエゼキエル38章の預言が成就するのか、それは私には分かりません。

 いずれにしても、私たちキリスト者は、いつ主が迎えに来られても良いように準備しておくことが大切なのです。
携挙は一瞬です。
携挙はキリストの空中再臨の時に起こります。その時、新生している人の体はあっという間に霊の体に代えられ、天に引き上げられるのです。自分自身で何かをすることは出来ません。すべて主の御業です。私たちに出来ることは、主をほめたたえること、主に大感謝をささげることぐらいです。

 この戦争はヤハウェ(主)が、イスラエルに敵対する国々をイスラエルに侵攻させるものです。
繰り返しになりますが、4節に「私〔ヤハウェ(筆者挿入)〕はあなた〔ロシアのトップ(筆者挿入)〕の向きを変え、顎に鉤を掛け、あなたとその全軍、馬と騎兵を連れ出す」(聖書協会共同訳)と記され、16節には「ゴグよ、わたしはおまえに、わたしの地を攻めさせる」(2017)と記されていますから。
それは神ヤハウェ(主)が、それらの国々に裁きを行うと共に、イスラエル人を覚醒させるためです。
この戦いにアメリカは参戦しません。イスラエルを助ける国はどこもないのです。
イスラエルも、これらの敵の国々に対しては、対抗しきれません。
 
 誰がイスラエルを助けてくれるのでしょうか?
それは、神ヤハウェ(主)です。

 エゼキエル3818-23には次のように記されています。
18 ゴグがイスラエルの土地に向かってやって来る日になると、わが憤りが激しく燃え上がる――主なる神〔アドナイ・ヤハウェ(筆者挿入)〕の仰せ。
19
 私は、妬みと激怒の火をもって語る。その日には必ず、イスラエルの土地に大地震が起こる。20 海の魚、空の鳥、野の獣、地の上を這うすべてのもの、および地の面にいるすべての人間は、私の前に震える。山々は覆され、崖は崩れ、城壁はすべて地に倒れる。
21
 私はすべての私の山に剣を呼び寄せ、ゴグへと向かわせる――主なる神の仰せ。人の剣はそれぞれ互いに向けられる〔敵国連合軍による同士討ち(筆者挿入)〕。
22
 私は疫病流血をもって彼を裁く。彼とその軍隊、および彼と共にいる多くの民〔多くの国々の民(新改訳)。「民」と訳されている語のヘブライ語原語は複数形で、人々、国々、部族等の意があります(筆者挿入)〕の上に、豪雨硫黄を降らせる。
23
 多くの国民の前で、私は自らが偉大であり聖なる者であることを示し、私を知らせる。こうして、彼らは私が主であることを知るようになる。」”(聖書協会共同訳)とあります。

 エゼキエル3820には、地震の結果が、「海の魚、空の鳥、野の獣、地面を這うすべてのもの、地上のすべての人間は、わたしの前で震え上がり、山々はくつがえり、崖は落ち、すべての城壁は地に倒れる。」(2017)と記されています。
イスラエルに攻め込んだ兵士たちは、巨大地震に腰を抜かすのです。大きな余震もたくさんあるでしょう。兵士たちは気が動転してしまいます。地震で死ぬ者もかなりいるのかも知れません。

 大地震で気が動転してしまったと思われる兵士たちは、同士討ちを始めるのです。
エゼキエル3821には、「わたしは剣を呼び寄せて、わたしのすべての山々〔イスラエルの山々(筆者挿入)〕でゴグを攻めさせる──神である主〔アドナイ・ヤハウェ(筆者挿入)〕のことば──。剣による同士討ちが起こる。」(2017)と記されています。

 ゴグを攻めるのは、主が力を与えたイスラエル軍かも知れません(私の想像)が、イスラエルを攻める連合軍のイラン(かつてのペルシア帝国)はシーア派、トルコ(かつてのオスマン帝国)はスンニ派です。この両者はイスラム教における覇権争いを、軍事的に始めるのかも知れません。
いずれにしてもイスラエルに攻め込んだ連合軍は、大地震後統率が取れずハチャメチャになるのです。

 主の裁きは、地震だけではありません。エゼキエル3822.23には、「わたしは疫病と流血で彼に罰を下し、彼と、彼の部隊と、彼とともにいる多くの国々の民の上に豪雨、雹、火、硫黄を降らせる。わたしは、わたしが大いなる者であること、わたしが聖であることを示し、多くの国々の見ている前でわたしを知らせる。そのとき彼らは、わたしが主であることを知る。」(2017)と記されています。

 イスラエルに攻め込んだ兵士たちは、疫病にやられて体力は弱り、疫病で死ぬ者、武器で殺される者(流血)がたくさん出るのでしょう。

 それだけではありません。
2017
訳のように捉えると、イスラエルに攻め込んだ国々の本国の上に、豪雨、雹、火、硫黄が降ってくるのです。
作物は雹に打たれ、また作物も住人も大洪水にやられ、更に恐らく火山の噴火が起こるのでしょう。もともと経済が苦しくなって物を分捕るために(13)イスラエルに攻めてきたのです。
貧しくなっている国々は、大洪水や火山の噴火で立ち直れなくなるのでしょう。これらの国々〔ロシアや軍事力のあるイスラム諸国(筆者挿入)〕が力を落とすとサタンの力を与えられている反キリストを要するヨーロッパが世界に君臨してくるのだと思います。
アメリカには、経済界にも政界にも、携挙を信じているキリスト者たちがいますから、アメリカは携挙後には力を失うでしょう。

 エゼキエル38章の戦争は大きな戦争です。メディアは第三次世界大戦勃発、と報道するかもしれません。そして、そこには戦死、疫病、飢饉、飢え、病死が伴うのです。

 この戦争が、携挙前なのか、携挙後なのかについては、私には分かりません。

<お祈り>
天のお父様。
あなたをほめたたえます。
あなたは「わたしは初めから既に、先のことを告げ、まだ成らないことを、既に昔から約束しておいた。わたしの計画は必ず成り、わたしは望むことをすべて実行する。」(イザヤ4610・新共同訳)と語られました。
いい加減なマスコミの解説報道よりも100%実現するあなたの御言葉を与えて頂いておりますことを感謝します。
私たちは、この戦争云々ということではなく、いつ主が迎えに来られても良いように、日々、主と共に歩み続ける者であらせてください。
私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。

« 黙示録1:12.16.20、2:1-7 主イエス様はまことの光、イエス様を宿す者は世の光、イエス様はイエス様との愛の関係を持っている者の中におられる  | トップページ | 詩篇105:16-23 主がヨセフをエジプトに遣わす4/すべてに時あり。主に信頼して歩む »

日毎の恵み17」カテゴリの記事

終末預言」カテゴリの記事

コメント

ヨハネ3:36を読めば、私は従っていないのかな?と思ったのですが、みなさん救われてからあまり矯正などされずにいるのでしょうか?
(私も毎日何か矯正される訳ではありませんが、願う事に対して動こうとする時に多い気がします)
〝私たちに出来ることは、主をほめたたえること、主に大感謝をささげることぐらいです〟と書かれていらして、私が矯正されていると感じる事は、主からの矯正ではなく、自分の思い込みなのかな?とも思いました。
ともかく、日々、何があっても主を頼り、主に賛美したり、助けを求めたりする日々です。
聖書を学んでいる時間は、本当に救いです。ありがとうございます。21節〝人の剣はそれぞれ互いに向けられる〟と記されていて、剣を向けない事が精一杯です。罪人である私を知る日々です。
13節の『・・部隊を集めたのは 強奪するためか、銀と・・』と強奪前は半角空いていました。16節のゴクよ、の後もそうかもしれません。細かくどうでもよい所なのに、すみません。(こんな細かな所に目がいくから悪き霊がやってくるのでしょうね)

私は見直しても気づかなかったのです。
細かいところまで気づいてくださりありがとうございます。

細かな所に目が行き過ぎてしまって…。
私の信仰生活も細か過ぎる所まで行っているのかもしれないですね。
神様は何でもご存じなのだから、委ねていたらいいのですよね。
ありがとうございます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 黙示録1:12.16.20、2:1-7 主イエス様はまことの光、イエス様を宿す者は世の光、イエス様はイエス様との愛の関係を持っている者の中におられる  | トップページ | 詩篇105:16-23 主がヨセフをエジプトに遣わす4/すべてに時あり。主に信頼して歩む »

カテゴリー

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ