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2024年3月 1日 (金)

詩篇106:28-31 偶像礼拝者への裁き/主を愛する歩み

 詩篇10628-31には次のように記されています。
28 彼らはバアル・ペオルに付き従い、死者に献げたいけにえを食べた。
29
 その行いは主を怒らせ、疫病が彼らの間に広がった。
30
 ピネハスが立って執り成すと、疫病は収まった。
31
 これは代々とこしえにピネハスの義と見なされた。”(聖書協会共同訳)とあります。

 この個所は民数記25章の出来事を述べています。
28.29
節に相当する民数記の個所は、民数記251-3であり、その箇所には次のように記されています。
1 イスラエルがシティムにとどまっていたとき、民はモアブの娘たちと淫らなことをし始めた。
2
 娘たちは民を招いて、自分の神々にいけにえを献げ、民はそれを食べて彼女たちの神々にひれ伏した。
3
 イスラエルはこうして、ペオルのバアルに付き従ったので、主の怒りがイスラエルに対して燃え上がった。”(聖書協会共同訳)とあります。

 これ(性的不道徳と偶像礼拝)を画策した(民数記2515.17.18311-8,16等を参照)のは、貪欲を捨てきれなかった魔術師・占い師でありながら、強制的に神ヤハウェ(主)にヤハウェ(主)の預言活動をさせられたバラムでした(民数記22-24章参照)。
黙示録214には“バラムはバラクに教えて、偶像に献げたいけにえをイスラエルの子らが食べ、淫らなことを行うように、彼らの前につまずきを置かせた。”(2017)と記されています。

 民数記251-3に関して、Bibleナビは次のように記しています(抜粋)。
“聖書には、どのようにしてイスラエルの男たちが性的不道徳に落ちて行ったのか、書かれてはいない。私たちは、カナン人の数々の宗教では、聖なる売春が一般的だったことは知っている。最初、イスラエル人は、偶像礼拝について考えもせず、ただ、みだらなことに興味があっただけだった。やがて彼らは、偶像礼拝を含む、その地域の祝宴や、家族の儀式に参加するようになった。すぐに彼らは、自分たちの理解を超えた多神教を信仰する文化の習慣に溶け込んでいった。彼らの興味と享楽が霊的な神との契約をぐらつかせる原因となった。/
不品行の罪と偶像礼拝の組み合わせは、イスラエルを祝福し、彼らの味方として現れたバラムの狙いでもあった(民数記3116、黙示録214)。バラムは、少なくともしばらくの間は、すべて正しいことを言い、行っていたように見えるので(民数記22.24章)、イスラエル人がどのようにして間違った方向に導かれたかを理解することは簡単である。バラムが彼らに大きなダメージを負わせる直前になってようやく、イスラエル人は、バラムが欲深く、魔術を使って、深く多神教の習慣にかかわっていたことに気づいたのだった。”とあります。

 詩篇10628には“彼らはバアル・ペオルに付き従い、死者に献げたいけにえを食べた。”と記されています。
日本でも、死者である先祖に供物を献げ、また捧げたものを食べるというようなことが、あちらこちらで行われているのではないでしょうか。

 詩篇10629には“その行いは主を怒らせ、疫病が彼らの間に広がった。”と記されています。
2017
は、民数記259を“この主の罰で死んだ者は、二万四千人であった。”と訳していますが、
聖書協会共同訳は“この疫病で死んだ者は二万四千人であった。”と訳しています。
「罰」(2017)、「疫病」(聖書協会共同訳)と訳されている語のヘブライ語原語は「マゲーファー」で、疫病、悪疫、の意があり、その他、打撃、一撃等の意もあります。

 ヤハウェ(主)は、偶像礼拝と性的貪欲である性的不品行を疫病で罰せられたのでした。
テレビやネットのニュースで見る日本は偶像礼拝が蔓延し、性的不品行もあちこちであるような感じですね。
偶像礼拝は、悪霊礼拝です(1コリント1014.19.20)。

 詩篇10630.31には“ピネハスが立って執り成すと、疫病は収まった。これは代々とこしえにピネハスの義と見なされた。”(聖書協会共同訳)と記されています。
この個所をリビングバイブルは、
“ピネハスが災いを引き起こした張本人を処刑すると、神の罰はおさまりました。このピネハスの適切な処断は歴史に残るでしょう。”と訳しています。

 30節の「執り成す」(聖書協会共同訳)、「処刑する」(リビングバイブル)、「仲立ち」(新改訳)、「祈る」(新共同訳)、「仲裁」(口語訳)と訳されている語のヘブライ語原語は「パーラル」で、裁判すること、判断すること、の意があり、転じて、とりなしをする、祈る、仲裁する、等の意があります。

 30.31節の出来事は、民数記25章を読むとよくわかります。
この時のピネハスは、ただ祈っていたのではありませんでした。
民数記25章には次のように記されています。
1 イスラエルがシティムにとどまっていたとき、民はモアブの娘たちと淫らなことをし始めた。
2
 娘たちは民を招いて、自分の神々にいけにえを献げ、民はそれを食べて彼女たちの神々にひれ伏した。
3
 イスラエルはこうして、ペオルのバアルに付き従ったので、主の怒りがイスラエルに対して燃え上がった。
4
 主はモーセに言われた。「民の頭(かしら)をことごとく捕らえ、主のために彼らを処刑し、白日のもとにさらしなさい。そうすれば、主の燃える怒りはイスラエルから去るであろう。」
5
 モーセはイスラエルの裁き人たちに言った。「あなたがたはおのおの、自分の配下で、ペオルのバアルに付き従った者たちを殺しなさい。」
6
 この時、モーセとイスラエル人の全会衆の前にイスラエル人の男がやって来て、兄弟たちのところにミデヤン人の女を連れ込んだ。それは彼らが会見の幕屋の入り口で泣いていたときのことであった
7
 祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスはこれを見ると、会衆の中から立ち上がって槍を手に取り8 そのイスラエル人を追いかけて奥の部屋まで行き、この二人、すなわち、そのイスラエル人と女を突き刺した。槍は女の腹にまで達した。イスラエル を襲った疫病はこれによってやんだが、9 この疫病で死んだ者は二万四千人であった。
 10 主はモーセに告げられた。
11
 「祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスは、私の熱情をイスラエルの人々の前に示すことで、彼らのうちから私の憤りを取り去った。それで私は、私の熱情〔「ねたみ」(新改訳)、「憤激」(口語訳)、ヘブライ語原語は「キンアー」でそれらのどの意もあります(筆者挿入)〕のためにイスラエルの人々を絶ち滅ぼすことはしなかった。
12
 それゆえ、あなたはこう言いなさい。私は彼に平和の契約を授ける。
13
 彼と、彼に続く子孫たちにとって、これは永遠の祭司職の契約となる。彼がその神にひたむきな熱情を示し、イスラエルの人々のために贖いをしたからである。」
14
 ミデヤン人の女と一緒に殺されたイスラエル人の名は、シメオン家の家長、サルの子ジムリであった。
15
 また、殺されたミデヤン人の女の名は、ミデヤンの部族の連合の頭、ツルの娘コズビであった。
 16 主はモーセに告げられた。
17
 「ミデヤン人を襲撃し、これを打ちなさい。
18
 彼ら〔ミデヤン人(筆者挿入)〕はあなたがたを巧妙な手口で襲い、ペオルの事件を引き起こし、また、この事件が原因で疫病が襲った日に、殺された彼らの姉妹、ミデヤン人の指導者の娘コズビの事件を起こしたからである。」”(聖書協会共同訳)とあります。
 
 この出来事の背景が民数記3116に、“イスラエルの人々にとって、彼女たちはバラムの言葉に唆(そそのか)され、主への背信の罪を犯させたペオルの事件の張本人であり、そのために、主の会衆のうちに疫病が起きたのだ。”(聖書協会共同訳)と記されています。

<お祈り>
天のお父様。
あなたをほめたたえます。
偶像礼拝に陥ることなく、いつも主を愛し、主に従う者であらせてください。
私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。

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コメント

恐ろしい事ですね…。
Bibleナビに書かれている事は、大きく頷きます。ちょっとした好奇心などで、大きな間違いへと進んでしまうと思いました。現代は、様々な事が広がっていますので、気づかないうちに偶像礼拝してしまっている気がします。
それこそ、導いていただけますよう祈り求めます。ずっと正しい道を歩む事はできないと思いますので、間違えた時、主の道から逸れてしまっている時、神様から示されたなら、直ちに罪を認める事ができる心でありたいと願います。

いつも主を畏れ敬い、主を崇めて歩みたいですね。

アーメン。

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