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2014年8月13日 (水)

1ヨハネ5:14.15 神のみこころにかなう願いは聞かれる

5:14わたしたちが神に対していだいている確信は、こうである。すなわち、わたしたちが何事でも神の御旨に従って願い求めるなら、神はそれを聞きいれて下さるということである。
5:15そして、わたしたちが願い求めることは、なんでも聞きいれて下さるとわかれば、神に願い求めたことはすでにかなえられたことを、知るのである。”(口語訳)

 この聖書箇所は、「祈り」ではなく「願い求める」と記されています。原語では αἰτέω アイテオー で to ask 求めることです。
祈りには、この箇所の様な嘆願(願い)の祈りや賛美の祈り、感謝の祈り、とりなしの祈り、罪の告白や赦しを求める祈り、導きを求める祈りなどがあると思います。
1テサロニケ5:17に、「絶えず祈りなさい。」とありますが、自分自身のことについての願いをあまり持っていない人は、願いだけが祈りだとすると祈りはすぐに終わってしまします。その様な人でも、賛美の祈り、感謝の祈り、とりなしの祈りの複合等であれば、始終祈れることでしょう。

 願い求める祈りについては、「神の御旨に従って祈るなら、神は聞きいれてくださる。」(14)とありますし、更に、その様な祈りは、既にかなえられたことを知らされるのです(15)。
何かを願い求めた結果、願い求めたことを主が聞きいれてくださった、という確信を持たせて頂いたという経験をしたキリスト者は少なくありません。というか、キリスト者は少なくとも自分の救いを確信しているのです。体はまだ贖われていないのに、体も贖われることを確信しているのです。神の子どもとされたことを確信しているのです。それは思い込みというようなものではありません。自分自身の確信と共に御霊様が確信させて下さっておられるのです(ローマ8:16)。

 祈りの種類は色々ありますが、祈ったことについては、神様はそのすべてに耳を傾けていて下さっておられることと思います。それどころか祈ったつもりもなかったことや、愚痴を言ったり、その他、神様に聞かれたくないと思うようなことをしゃべったりしたことも神様はご存知なのです。「わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。」{(マタイ12:36)新改訳}とイエス様ご自身が、語られたのですから。私たちが、「こうだったらいいのにな―」、「あーだったらいいのにな―」などとつぶやいていることもイエス様は聞いているのです。つぶやいていないで何でもお祈りした方がよいと思います。神様の御旨にかなわない祈りは多くの場合却下されるでしょうが、神様は何が間違っているのかを教えてくれるかも知れません。

 <お祈り>
天のお父様
あなたの御名を崇めます。
いつもあなたの御旨にかなう願いをする者であらせてください。
また、願いごとばかりではなく、賛美の祈り、感謝の祈り、とりなしの祈りが、祈りの大部分でありますように。
あなたが恵みの上に恵みを与えてくださるお方であることを感謝し、主イエス・キリスト様の御名によってお祈りします。
アーメン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。」{(詩編34:1)新改訳}
「いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。」{(エペソ5:20)新改訳}

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