箴言23:17.18 人をうらやむな、キリスト者の将来には驚くべき祝福が待っている
箴言23:17.18には次のように記されています。
“17 心で罪人を妬むことなどせず、日夜、主を畏れよ。18 そうすれば、未来もあり、希望が絶たれることもない。”(聖書協会共同訳)とあります。
BIBLE naviはこの個所の適用注解として、
“神の律法に対する責任に妨げられずに成功している者たちに嫉妬することはたやすい。ある期間、彼らは、神が望んでおられることには何の注意も払わずに栄えているように思えるが、彼らに未来はないのだ。神に従う者たちには、神は希望と素晴らしい未来を約束してくださる。たとえ地上でそれが達成できなくても。”と述べています。
主なる神様が、キリスト者に最終的に用意して下さったものとは、今の世界、今の宇宙が主によって滅ぼされ、新天新地においてとこしえに主と共に生活するということです。
将来、キリスト者(新生している人)に主が用意しておられる内容は、
1.キリストの空中再臨に伴う携挙{(突然のことなのでいつ起こるかわかりません。この時に霊のからだを頂けます。)マタイ24:36、1コリント15:52、1テサロニケ4:13-17}
2.天におけるキリストの裁きの座における裁き{(キリスト者の救い、永遠の命は確定しています。報いのための裁定)2コリント5:10、マタイ25:14-30、ルカ19:11-27、ヨハネ3:36、11:26}
3.花婿キリストと花嫁教会(恵みの時代に新生させていただいたキリスト者の総体)との婚礼、それに続く婚宴(黙示録19:6-9)
4.キリストに従って地上再臨する(黙示録19:14、ユダ14.15節)
5.キリストの千年王国時代が始まり、キリストと共に1000年間統治する(マタイ13:43、2テモテ2:12a、黙示録22:26.27、3:21、1テサロニケ4:17b)
6.現在の宇宙の崩壊とその後の新天新地の創造(2ペテロ3:7、13、イザヤ65:17、66:22a、マタイ24:35a、黙示録21:1)
7.新天新地における聖なる都エルサレムにおいて御父及び御子と共にとこしえに住む(黙示録21:1-22:5)
キリスト者は、この世にあっては旅人であり寄留者です。
1ペテロ2:11には、“愛する者たち、私は勧めます。あなたがたは旅人、寄留者なのですから、たましいに戦いを挑む肉の欲を避けなさい。”(2017)と記されています。
また、へブル12:22には、“ ・・あなたがたは、シオンの山に近づいているのです。そこは生ける神の都、天にあるエルサレムであり、無数の天使たちが楽しげに集う所です。”(リビングバイブル)と記されています。
<お祈り>
天のお父様。
あなたの御名をほめたたえます。
私たちキリスト者にとっての地上生活は、寄留者としての生活であり、私たちの永遠の住まいは、イエス様が、「わたしの父の家には住む所がたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。」(ヨハネ14:2.3・2017)と語られたように天のエルサレムですから感謝します。
いつも主イエス様に心を留めながら地上の日々を歩みつづけていけますように。「信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。」(へブル12:2a・2017)と勧められているように。
私たちの主キリスト・イエス様の御名で祈ります。アーメン。